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子どもの頃からスイミングスクールに通うメリットは?

2021/04/30 キッズ スイミング・水泳

子どもがスイミングスクールに通うメリット

スイミングスクールのメリット

 

「子どもをスイミングスクールに通わせるかどうか迷う…」と悩まれている親御さんは多いのではないでしょうか。

子どもの頃にスイミングスクールに通わせておくと、さまざまなメリットを得ることができます。

今回は、子どもの頃からスイミングスクールに通うメリットについてご紹介していきます。

 

体力をつけることができる

たとえ週に1回程度であっても子どもの頃からスイミングスクールに通うことで、体力をつけることができます。

また水中での運動は呼吸ができないことが特徴ですが、呼吸にある程度の制限をかけることによって短時間の運動でも体力がつきやすくなるのです。

「制限された酸素量の中で作業をどれだけこなせるか」を示す数値がありますが、これを「無酸素性閾値」と言います。

長くスイミングスクールに通い続けていた子どもはこの数値が高くなる傾向にあるのです。

呼吸をする際に使われる筋肉が水圧によって鍛えられ、「水中」という呼吸を行うのに不都合な環境下でもある程度耐えることができるようになることが理由として挙げられます。

慣れないうちは泳ぎ終えた後、どっと疲れがくるかと思いますが、何度も通い続けているうちに慣れてきて基礎体力が少しずつ向上してきます。

 

風邪をひきにくい体質になる

風邪をひきにくくなる

 

「スイミングスクールに通っていると風邪をひきにくい体質になる」という話を聞いたことがあるでしょうか?

この理由としては、スイミングによる全身運動で体力が向上することも挙げられますが、そのほかにも「呼吸器官が発達すること」で風邪が引きにくくなると考えられています。

適度な水圧がかかることで呼吸をする際に使われる筋肉が鍛えられ、肺・心臓が丈夫なものになるという仕組みです。

また肌がプールの水と接触することで刺激が加わり、皮膚が鍛えられます。

これにより肌バリアが強くなり、ウイルスが体内に取り込まれるのを防ぐ効果があるのです。

 

バランスの良い全身運動ができる

成長途中の体に対して、あまり負担がかかるのは良くないと考えられています。

水中では浮力が働くため、骨・関節部分に重力の負担をかけずして効果的な全身運動を行うことができます。

ただ重力の負担が軽減できる代わりに身体の内側に向かって「水圧」がかかるため、運動量としてはほかのスポーツと同じように負担にも耐える体力が必要なのです。

また全身を使って泳ぐため全身運動を効率的に行うことができ、バランス良く体力・筋力を向上させることができます。

全身の筋肉を均等に鍛えられることから、身体の歪みを起こさず成長させることが期待できるでしょう。

 

姿勢の改善につながる

姿勢の改善につながる

 

近年、子どものスマートフォン普及の増加に従い、子どもの猫背率が増加してきているということをご存知でしょうか?

身体を動かすことが無いとその分筋力も低下してしまい、姿勢悪化にもつながってしまいます。

そして猫背は、肩こり・頭痛などの慢性的な身体の悩みにもつながりやすいうえ、自律神経の乱れも引き起こしてしまいがちな非常に厄介なものです。

そんな猫背ですが、スイミングを続けていると猫背を改善することができると言われています。

猫背が解消できる理由として、1つ目は「背筋・腹筋がバランス良く鍛えられる」ということが挙げられます。

猫背は、腹筋・背筋の筋力が弱まってしまうことが原因として考えられます。

しかし水中での動作はとても不安定なものであるため、意識せずとも自然とバランスを取ろうとする力が働き、体幹が鍛えられるのです。

その結果、腹筋・背筋をバランス良く鍛えることができるとされています。

2つ目の理由としては、「肩甲骨周辺が鍛えられる」ということが挙げられます。

猫背の原因としては、肩が丸まって肩甲骨の部分が開き、可動域が狭くなってしまうということが挙げられます。

しかし、スイミングではこの肩甲骨を「開ける・縮める」の動作を繰り返し、肩甲骨を常に使い続けることになるため、効率的に鍛えることができるのです。

 

空間認識力がつく

 

空間認識力が高いと、建築の設計関係の職業に就職しやすかったり、さまざまなスポーツで最大限のパフォーマンスを発揮したりとメリットが多いものです。

また空間認識力は、創造力と強く関係しているとも言われています。

そんな空間認識力を効果的に引き伸ばす方法の一つとされているのが、スイミングなのです。

ある人類学者によると、子どもの空間認識力を効果的に育てていくためには、物体の大きさ・物体の方向といったものをきちんと意識できるよう声がけを行うことが大切とされています。

子どものうちからスイミングを始めていると、脳の空間認識力を効果的に鍛えるということにつながり、算数・数学の図形問題にも取り掛かりやすく、得意になるケースが多いと言われているのです。

 

上達する達成感が「自信」と「集中力」につながる

 

多くのスイミングスクールには「進級基準」があり、定期的な進級テストがあります。

毎回合格できるとは限りませんが、明確な目標に向け練習し、進級テストに合格する事で得られる達成感が「自信」と「集中力」を育みます。

小学生の約3割がスイミングスクールに通っているという統計がありますが「東大生」は実に6割以上が小学生のころスイミングスクールに通っていたというアンケート結果があります。

体力とともにメンタルの強化にもつながるようです。

 

万が一の時にも役立つ

万が一のときに役立つ

 

スイミングスクールの最終的な目的としては「泳げるようになること」であるため、小さい頃から通い続けていると泳げるようになります。

この「泳げるようになる」ということは、非常に大きなメリットになるのです。

プールに限らず海や川などで足を滑らせ、子どもが水に落ちて溺れるという事故は少なくありません。

そのような場合、「泳げる・泳げない」の差が「命が助かるか、助からないか」に直結する可能性が高いのです。

「水に落ちた場合でもパニックを起こさず水に浮かんでいられる」というだけでも、充分役に立つと考えられるでしょう。

 

スイミングスクールには何歳から通えばいい?

スイミングスクールは何歳から

 

スイミングスクールには何歳頃から通えば良いのでしょうか?

 

そもそも何歳から通える?

 

0歳の頃から通い始めることができる「ベビースイミング」を実施しているスイミングスクールも多いものです。

この「ベビースイミング」では、水遊びや水の中に入ることに少しずつ慣れていくことを行います。

親子のスキンシップにもピッタリなうえ、小さい頃から水に触れることで水に対する抵抗もなくなるというメリットがあります。

 

何歳から通い始める子が多いのか

 

一般的に神経の発達は4歳児に全体の8割ほど、6歳児に9割ほど、12歳でほとんどすべての神経発達が完了すると言われています。

神経の発達期が終了してしまう前に、多くの経験を子どもに体験させて刺激を与え、「運動神経を良くしてあげる」ことが大切とされています。

そのため、神経発達が活発な4歳頃までにスイミングスクールに通わせるのがとくに効果的だと考えられます。

 

水への恐怖を克服するために

 

「水への恐怖」という観点において、スイミングはいつ頃から始めるべきであるのかを考えていきましょう。

たとえ現時点では水を怖がっている子どもでも、スイミングスクールに通い続けることで、水に慣れることができる可能性が高いです。

浅めのプールに浸かって水遊びをしたり、ほかの友達の泳ぎ方に憧れたりすることで、次第に水に対しての恐怖心を克服することができる可能性があるのです。

無理強いすることは良くありませんが、何歳から始めるべきなのかという問いに対しては「今からでも」ということが言えます。

 

おわりに

 

今回は、子どもの頃からスイミングスクールに通うメリットについてご紹介しました。

子どもの頃にスイミングスクールに通っておくと、水中でバランスの良い全身運動ができることから体力がつき、風邪をひきにくい体質になります。

また、万が一海や川に落ちてしまった場合でも、「泳ぐことができる」ことによって命が助かる場合もあるのです。

さらには人生100年時代を逞しく生き抜くためのメンタル強化にも役立つようです。

スイミングスクールに通わせることでさまざまなメリットを得ることができるため、迷われている方は一度体験教室だけでも参加させてみてはいかがでしょうか?

 

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