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2020/03/05スタッフブログ

全国JOへの思い。

3月26日から開催予定だった

第42回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季大会の

大会中止が決定いたしました。

 

この大会は全国の小学生から高校生まで

競泳をやっているすべての選手が目指すであろう

ジュニア最高峰の大会です!!!

 

しかも、この春に行われる42回大会は特別。

その理由は会場がオリンピック会場のアクアティクスセンター

そこのこけら落としの大会でした。

しかもオリンピック選手が泳ぐ前に日本のトップジュニアスイマーが

泳ぐという一生に1回の機会。

 

初めてのオリンピックプールの使用

初めてのJO出場

 

私自身もこの大会には

なんとしても行くと強い気持ちをもっていました。

 

そして、JSS松阪から2年ぶりのJO選手が

鈴木 星亜くん(中2)が400m個人メドレーにて

標準記録を突破し、JOへの切符を手にしました。

 

星亜くんのJOに対する思いは人一倍。

 

風邪をひかないように友達と遊ぶことも控え、

小さくなったJSSジャージもJOジャージを着るまで買わないと決め。

 

チャレンジし続けてきてやっと今年初のJO突破。

本人のJOに対する思いと保護者様の日頃からの協力の賜物です。

 

しかし、今回のこの中止という結果。

制限タイムが切れずに出れない気持ちとはわけが違います。

 

無観客でも実施してほしい。

コーチ・保護者が入れなくても

選手は泳がせてあげてほしい。

 

これがコーチの本音です。

その思いで数日過ごしてきましたが、3月3日中止の判断がくだりました。

 

悔しいという気持ちでは片づけられないと思います。

一番悔しいのは全国にたくさんいるJOを突破した「選手」です。

 

コーチも悔しいですし、やりきれない気持ちでいっぱいです。

 

 

しかし、JOまでの取り組みも

消えてしまうのか。

 

それまでの努力さえも

なくなってしまうのか。

 

 

必死に頑張った瞬間。

苦しくて心が折れそうになった瞬間。

だけど仲間やチームがあったから頑張れた瞬間。

 

その瞬間というものは

消えることなどありません。

 

それは頑張ってきた証であり

その努力と頑張りは間違いなく

自分自身を強くしてくれる。

 

切り替えるのは時間がかかるかもしれないけど前を向いていこう。

 

突破したことには間違いないから

館内に掲示してあるJO出場の告知と応援幕は

JO開催日までそのままにしておきます。

 

出場権を獲得したことには変わりない。

 

今できることをしよう。

これから自分になにが必要なのか考えよう。

 

更なる高みを目指して

またもう一度チャレンジしよう。

 

選手コースのみんなも全国JO中止ということを

他人事ではなく、今一度考えてみてください。

 

自分の日頃の練習に対する取り組みや試合に対する取り組み方を

今一度考えてみてください。

 

先が長い休みで泳ぎたくても泳げない気持ちの選手も

たくさんいることだと思います。

その中で自分が今なにができるのか考えてみよう。

 

選手のみんなとこんな長い期間会えないのはおそらく初めてです。

またプールが再開したら元気に会えるのを楽しみにしてます。

 

手洗い・うがい・アルコール消毒は忘れずに!!

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