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2015/01/26スタッフブログ
水分補給はとても大事!!
人間の体というのはとても巧妙に調節されていて、特殊な病気でもない限り不必要な水分を欲しがったりしません。
のどが渇いたと思うのは体が水分や電解質の補給を必要としているからです。
しかし、「水が欲しい」という要求を満たすだけの水分補給では、汗として失った水分を完全に補充できないとこともあります。
喉が渇いたと思った時点で要注意!!
運動をすると体温が上昇しますが、これは運動に必要なエネルギーを作るために代謝が進んで熱が発生するからです。
そのままでは体温は上昇し続けて運動を継続できなくなります
熱を逃がす為に重要な役割を担っているのが汗で、皮膚から蒸発するときには熱を一緒に奪っていくのです。
水泳では水中にあって熱の伝導率がよく、陸上にくらべ25倍のスピードで熱が奪われるので、
疲労してボーっとした状態になることは少ないといえますが、水泳後に喉が渇きませんか?
実は水中にあっても汗はかいているのです。運動によって汗をかくと水分が失われます。
運動時の動作能力は総水分量の1~2%失っただけでも低下し、4%を超えると危険な状態になってしまいます。
脳が渇きを認知するのは体中の水分が2%失われた時だそうです。
私達の体重の60~70%は水で構成されていて、
体重65kgの人なら喉の渇きを覚えた時点で約1リットルの水分が失われていることになるのです!!
そう考えると、水泳後の水分摂取はもちろんのこと、泳ぐ前に水分をいくらかでも取っておいた方が良いのです。
どのくらいの量をとればよいのかというと、運動強度や個人の体力によっても変わるのですが、
一般的には運動開始の30分前くらいに250ml~500mlぐらいが良いでしょう。
プールサイドの気温は30度くらいあるので、ただ待っているだけでも水分の放出があることを忘れないようにしましょう。
常日頃からこれらを考慮し適切な水分補給をこころがけ、健康とすばらしいパフォーマンスを発揮してください