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2020/04/11スタッフブログ
子どもにどんな運動をさせればいいのか
みなさん、こんにちは\(^o^)/ 支配人の湊です。
コロナウィルスの影響で子どもたちの運動不足が懸念されています。当スクールでも3月に2週間臨時休校して、その後再開しましたが授業内容は変わらず行いました。私の感想は普段より子どもたちが練習後疲れているように感じました。
今回は「なぜ運動が必要なのか」についてお話しようと思います。
4つポイントがあります。
①幼児期は、人生でもっとも神経が育つ時期である
幼児期は、人生でもっとも神経系が育つ時期です。スキャモンの発育曲線によると、小学校に上がる前までに成人の90%以上に及ぶ神経が完成するとされています。この時期にいろいろな動きをすることで、多くの神経の発達を促します。この時期を逃してしまうと、後から身につけるのは至難の業となるでしょう。
②脳は神経の塊です。
子どもの性格や考え方は、運動の中から身につけることができます。体を動かさずにいつもストレスを発散できない子は、普段からイライラしていることが当たり前となってしまうかもしれません。そんな子に育ってほしくないですよね。また、友達との関係を上手に築けるようにしたり、「友達といると楽しい」という気持ちの基礎を作ったりするのもこの頃です。
運動は、発展してくるとルールが必要になってきます。そのため、運動の中で社会性を学ぶことができるのです。ルールを守ったり、順番待ちの我慢ができるようになったり。こういったことを、運動の中で学べます。結果、癇癪を起さずに我慢できたり、話を聞けるようになったりしていくのです。
③運動を行うと生活リズムが整う
運動を毎日している子は、体温調整機能が発達してきます。体温と生活リズムには密接な関係があり、体温が下がりきってから上昇し始めると目が覚め、体温が上がりきってから下降し始めると眠くなります。
眠くなっている子どもの手などを触ると熱くなっていますが、これは体の中心部の熱を表面に移動させるため。また、熱帯夜で体の熱が放出されないと、なかなか寝付けないのも同じ理由です。そのため、普段から運動の習慣がある子は目覚めがよくなり、運動する習慣がある子は寝つきがよくなります。
夜になかなか寝てくれない子は、大体決まって朝起きられないもの。このような子どもたちは、体温と生活リズムが後ろにずれている可能性があります。運動を習慣化すると、なかなか起きない子どもが自然と起きてくれるようになり、なかなか寝ない子が自然と寝てくれるようになるはずです。
④運動は健康状態にも影響する
体温が1℃上がると、免疫力が5~6倍に上がると言われています。つまり、運動で体温を上げれば、免疫力が高められるのです。
子どもが熱を出せば、仕事を中断してお迎えに行かなくてはなりません。場合によっては、仕事を休む必要が生じることも。その回数が少なくなれば楽ですし、なにより子どもが苦しむ回数が減るのでうれしいですね。
まとめ
運動は成長の発達段階において重要!
子どもの運動はとても大きな価値があります。保護者の方は運動の相手をしたり、外に連れて行ったりするのは億劫に感じるかもしれません。しかし成長の発達段階においても、育てやすさという点においても、思っている以上の価値があるのです。
幼児期は子どもの一生が決まる大切な時期。スイミングは子どもの成長に最適なスポーツ(運動)です。ぜひ、毎週元気よく体を動かして、スイミングライフを親子で楽しんでください!