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お知らせ
指導者研修会(安全指導編)
6月12日の休館日を利用して指導者研修会を実施いたしました。
立石では年に2回スーパーマーリンを対象に着衣水泳を実施しています。
今回は実際にコーチ達も上下フル装備で研修を行いました
なぜ着衣水泳が必要なのか?
・日本では年間800~1000名の方たちが水の事故により命を落とされています。
この内、水着で遊泳中に溺れてしまった方は約15%(120~150名)で、その他の600~800名の方は服を着たまま
の状態で溺れてしまっています。
また、これらの方の多くは泳げる方たちであったと報告されています。
普段泳げる方も、不意に水に落ちることによるパニックで泳げなくなることもありますし、
着衣の状態では想像以上に泳ぎにくい(動きにくい)ものです。
従って立石ダイワでは万が一の水難事故に備えTシャツを着用した『着衣水泳』を体験し、心構えと泳ぎ方を指導していきます。
まず初めは水中歩行です。
濡れているとすごく重く歩きにくいですね…
続いて水中ジャンプ
しっかり潜って飛んでます
ジャンプするとズボンが脱げそうになり意外と大変かも
さぁいよいよ4泳法にチャレンジです
どの種目が一番泳いやすいか、コーチ自身が身をもって体験します
まず最初はバタフライ~
ちょっと分かりずらいですが…
続いては背泳ぎ~
ズボンが重くて足が下がっちゃう~
お次は平泳ぎです
頭をしっかり入れて泳いでます
続いてヘッドアップの平泳ぎです~
これはやや楽に泳げますね~
最後はクロールです
ズボンが重くてなかなか足が動きません…
そしてヘッドアップクロールです
背泳ぎ同様足が下がっちゃう模様…
そして次はバックフィニング&エレメンタリーバックストローク
難しいネーミングですがやることは簡単です
バックフィニングは背泳ぎのキックに手は脇より水を後方に押し出すように進んでいきます。
エレメンタリーバックストロークはバックフィニングの手に足は平泳ぎのキックをしながら進んでいきます
そして最後はペアになって実際に水に落ちてしまった時の対処法の練習です
目隠しでオーバーフローにしゃがんで待機。
もう一人は軽く押してプールに落下させます
ちょっとわかりづらいですが…
落ちた人は自力でプールサイドに上がります。
落ちてしまった場合は無理に泳ごうとせず岸を確認して素早く落ちた場所に戻るのが一番です。
最後に…
『泳げるからといって不用意に危険な水辺に近づかない』
『誰かが溺れているのを発見したら自分で助けようとする前に大声で助けを求める』
『そばに誰も居なければ、棒や衣服を綱代わりに助け、決して自分は水に入らない』
※助けようとして自分が溺れる“二次災害”のケースが多い為
これから夏にかけて川・海・プールなどに出かける機会が多くなると思います。
楽しい時間を過ごすためにも最低限の知識を頭に入れ、事故・怪我などが
ないよう細心の注意を払ってお過ごしください。