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2024/01/19スタッフブログ

2023年度 体力テスト

昨年5月にコロナウィルスが2類→5類となり、社会的活動も多くが通常に戻りました。

昨年度の過去最低を記録した子どもたちの体力がどうなったか分析してみましょう。

中2男子・小5男子は2022年より少し体力が向上

コロナ禍前にはまだまだですがやや向上の動きがみられます。

 

小5女子では2022年の横ばい、あまり変化がありません。

最悪なのは中2女子、過去最低の2022年の体力をさらに下回りました。

スポーツ庁担当者は「女子については運動の好き嫌いがはっきりと分かれる傾向にあることが影響した」との発表。

運動嫌いな子に無理にやらせづらいですよね・・・でも体力低下対策は必要と考えます。

 

 

私が毎年注目しているのは持久力を測定する項目。

【中学】

女子1000m走・男子1500m走・男女20mシャトルラン

【小学】

男女20mシャトルラン

コロナ前と比べると男女ともにまだまだ体力は低水準。特に中学の1,500m走・1,000m走の差は激しい。

中2男子は2019年の1,500m走400秒ほどですが、2023年は409秒コロナ前より9秒遅く、昨年と比べても1秒ほどしか戻っていない状況。中2女子に至っては2019年1,000m走平均は290秒ほど、これが2023年は307秒・・・その差17秒で過去最低。

 

この結果を受けどのように改善していくか、スマホ・ゲーム・ユーチューブなどが普及する昨今課題は多いですね。

しかし無視はできません。子どもの体力の低下は、将来的に国民全体の体力低下につながり、生活習慣病の増加やストレスに対する抵抗力の低下などを引き起こすことが考えられます。学力のみならず、子どもの体力にも気にかけなければいけないと思います。

 

以上となります。

ありがとうございました。

JSS守山 支配人 中島啓介

 

ちなみに都道府県別の体力測定結果は、愛知県男子46位・女子47位・・・ほぼビリかなり意識すべきではないでしょうか。

ちなみに体力上位10県のうち6県は、小中学校1,000名あたりの不登校人数が少ない県10位以内でした。

相関関係は分かりませんが、気になるとこです。

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