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2018/11/22スタッフブログ

ケンカ

先日、小学生のケンカがありました。

どちらも血気盛んな男の子です。

 

取っ組み合いをするような激しいケンカでした。

「こりゃ大変だ!」

と止めにはいりましたが、

中々止まりません。

取り押さえて10分後くらいでやっと落ち着きました。

 

ケンカの始まりは、子どものある一言から、言い合いになり、

それが大きなケンカに発展したのです。

話をきき、互いに意見の食い違いだと分かると落ち着きはじめました。

そして、一通りお互い話をした後、最後は握手をして終りました。

 

 

ケンカ

 

厄介なことおきたなと感じた反面、懐かしさも感じました。

「そーいえば取っ組み合いのケンカなんて久々だな・・・」

 

そして、しばらく考えているとあることに気付きました。

 

ケンカをした両者は年齢差がありました。

 

年齢が高い子の一言に頭がきて、

年齢が低い子は大きな高学年の子に飛びかかっていきました。

年齢が高い子は一切手を出しませんでした。

しかも、被害に巻き込まれそうな女の子を

「おまえ危ないから離れてろ」っと気遣っていたそうです。

 

 

普通、血気盛んな小学生の男の子が、年下に叩かれたら”カッ”となって叩き返します。

しかし、その子は「年下に手を出してはいけない」といっていたのです。

恐らく先生や親の言いつけを守っていたのでしょう。

それどころか他人を気遣う行動までしています。

なかなかできない行動ですよね。

 

また、飛びかかった低学年の子は、

すぐに頭に血が上りやすいかもしれませんが、

明らかに身体も力も大きな高学年の子に飛びかかれるものではありません。 

飛びかかったことをほめるつもりはありませんが、

社会で言うと私が社長に胸ぐらつかんで文句を言うようなもの・・・

これもなかなか出来ません

 

 

自分の感情を思う存分出せるのは子どもの特権だと私は思います。

大人からみて厄介なケンカも、子どもにとっては大切なこと。

「子どものケンカは社会性を養う」という専門家もおります。

すぐ止めるのではなく、

危険がなければ、ある程度は見守る余裕が大人もなければいけません。

(危険を感じた為、今回は止めましたが

そして落ち着いたときに、お互いの思いを代弁し伝えてあげることが大切だと

私は思います。

 

 

大人になればさまざまな感情を抑えなければいけません。

自分の感情を子どものうちに思いっきり出して、

少しずつ感情をコントロールできるようになっていくのではないでしょうか。

 

 

今日はここまでです。

ありがとうございました。

JSS守山 支配人 中島啓介

 

 

ちなみにケンカをした2人は、次週元気よくプールに来ました。

まるでケンカなんかなかったように・・・ 

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