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スタッフブログ
2018/12/12スタッフブログ
ケンカ その②
前回はケンカがあったことをお話しました。
今回は続きです。
子ども同士のケンカが発生したとき、私はあるルールを決めています。
①大人が勝敗をつけない
②子ども同士のケンカは子ども同士で解決
③ケンカ両成敗
1対1のケンカのときはこの上記3つのルールで私は対応しています。
特に②は意識します。状況にもよりますが、ここで親が介入しすぎると
子どものためにはならないと思います。
叩きあいのようなケンカをとめるのもコツがいります。
例えば、A君が1発たたいて、B君が「お返し」する前に止めてしまうと
B君はストレスがたまります。この「お返し」がポイントで、痛みを与えたら
自分にも返ってくるということを自ら体験しなくてはいけないと私は思っています。
”ケンカ両成敗”は互いに痛い思いをして成立するのではないでしょうか。
しかし、こんな場合があったらどうでしょうか。
「A君がB君にひどいことを言って、B君がA君をたたいた」
一般的には先に手を出したB君が悪いとされます。
しかし、B君の弟が障害者で、その弟を馬鹿にされて頭に血が上り殴った場合
本当にB君は悪いですか?
社会では傷害罪として怪我をさせたB君の方が罰せられますが、
私が殴られたA君の親なら、A君をひっぱたきます。
そしてB君にあやまりにいくでしょう。
殴られた痛みは一瞬でも、いわれた言葉のほうが何日も心に痛みが残る場合もあるのです。
子どものケンカの場合、どちらかに勝敗(いい・悪い)をつけることが重要ではないと思います。
ケンカを通して子どもが「痛みをどう感じたか」のほうが数段重要だと思います。
しかし、例外の対応もあります。
下記の場合
・複数 対 1人
・明らかに上位のものが、明らかに下位のものをきずつける。
・男が女をきずつける。
この場合は叱ります。
今後やって欲しいことではないので演じてでも厳しく叱ります。
長くなってきましたね
今日はここまでにいたします。
ありがとうございました。
続きは「人の痛みを知る」を話したいと思います。
JSS守山 支配人 中島啓介