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2019/09/14スタッフブログ
アンパンチは暴力的??
「息子がアンパンチといって暴力的になっているので困ってます」
こんなお話何度か聞いたことがあります。
「アンパンチは暴力を助長?」
みたいな論争も過去にあったようで・・・
私はこんなときこそ親や大人による「しつけ」が必要なんじゃないかと思います。
「子どもが真似をするからアンパンマンみせません」
気持ちは理解できますが・・・どうなんでしょうね。
私が子どもの時代はアニメ「きん肉マン」「北斗の拳」が人気でした。
きん肉マンに出てくるさまざまな技や、北斗の拳に出てくる必殺技は
「戦いごっこ」で出てくる定番技でした
だからといって私も一緒に遊んでいた友人も戦いはしませんし、
暴力的な人間にもなっておりません。
実際そんな子どもがいたときどのように対処すべきか?
私なりの対応法を教えましょう。
アンパンチに関係なくお友だちを強くたたく子は
いると思います。特に幼児期に多いのではないでしょうか。
軽い戦いごっこならいいのですが、一方的で泣かしてしまうと
親も「子どもが真似るのでみせません」になるのかと思います。
なので気持ちはわかります・・・でもこれでは根本的な解決では
無いかと思います。
こういった子を探る為、私はよく体操場で子ども達と「闘いごっこ」をします。
そうするとたくさん子が集まり私を叩いてきますが、
幼児が叩いてくるパターンとして大きく2つ
①力加減がわからないパンチ
②力加減があるパンチ
にわかれます。
あそんでいて②のパターンの子は
大丈夫だと思います。お友達にもたたいたり、殴ったりは遊び程度で
ほぼ問題ないでしょう。
遊んでいるとき、たまにいいパンチやキックが入っても
「ごめん」があれば解決いたします。
しかし、①のパターンの子、強いパンチや強いキックばかりで
痛がっても面白がる・・・こういった子はのちのちトラブルの元となります。
②のパターンの子には私は「おかえし」をします。
遊びであってもです。
「目には目を」
叩かれたら叩き返します。
極力同じくらいの強さでお返しをするのです。(むずかしいですが)
「叩かれたら痛い」を遊びながら教えるのです。
一方が殴りっぱなしで終わってはいけません。
やられた方はストレスがたまりますし、やった方は
快楽を覚え、又同じことを友だちにするでしょう。
「アンパンチをみた」→「暴力的になった」
アンパンマンのせいではありません。
叩いたら人は痛く悲しむことを身をもって教えてあげるのです。
問題がない子はいないと私は思います。
大切なのは問題が起きたときに親や大人がその子に
どういう意志をもって接するかだと思います。
今日は以上です。
ありがとうございました。
JSS守山 支配人 中島啓介
たまたまですが、 今回のことでアンパンマンを調べていると
作者のアンパンマンに対するおもいの奥深さがありました。
次回はそのお話を致します。
アンパンマンの見方が変わると思います。