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スタッフブログ
2020/07/11スタッフブログ
子どもの様子がおかしい?
3月・4月・5月と学校が臨時休校となり、例年にない新学期がスタートした今年度、
新入学・新学期の子どもたちも6月よりコロナ禍のなか通常の新生活がスタートいたしました。
スクール営業も再開し1カ月ほど過ぎ、子どもの変化や保護者からのお子様の悩みが
増えてきていると感じております。
今日はそんな子どもの変化のお話です。
最近子どもがよくおなかを痛がり学校早退、学校に行きたがらない・・・
あんなに楽しみにしていた学校に急に行きたくないと言い出したなど
耳にするようになりました。
この手の話は以前よりありましたがここ最近よく聞くようになりました。
コロナ前は元気に学校に行っていたのに突然「行きたくない」と言われたら
困りますよね・・・
なぜこのような現象が増えてきたのか私なりに分析してみました。
原因はコロナ禍の新生活となり学校が大きく変化したことが起因しているのでは
ないでしょうか。
〇集団となる学校イベントは全て中止
入学式・運動会・遠足・職業見学など、延期としている学校もありますが中止としている
小学校の方が多いと思われます。これらの中止は現状下では仕方ない部分ですが
それによる子どもの変化はくみ取らなければいけません。
「新1年生はまだ大丈夫かな」
個人的な印象です。
新1年生にとっては初めての学校で刺激がいっぱい。
新しい仲間、初めての授業、学校給食で毎日ワクワクしている子どもも多いと思います。
保育園で一緒だった友達が全員違うクラスとなってしまってもそこは子ども
同世代が集まる輪の中で新しい仲間を作っていきます。
「心配なのは2・3年生」
クラス替えがあった場合、前学年一番の仲良しと離れ離れになる・・
新クラスのメンバーは知っているが、なかなか仲間になれない。
(既にその子に輪が出来てしまっている場合もある)
↓
仲間になるきっかけづくりの「運動会」「遠足」などの集団行動が中止。
しかもサッカーやバスケットボールなどの集団での授業がほとんどない。
給食は個々での食事。
↓
休み時間を一緒に過ごす仲間が出来ない。
↓
学校での自分の居場所が見つけられない。
↓
そして「行きたくない」という。
これは私見ですので全てにおいて当てはまるとは思いませんが
こういうパターンの悩みの子多いと思います。
「子どものコミュニティーは子どもがつくる。」
仲間の輪を作るのも人間社会では大切な事。
親が輪を作ってあげられるものでもありません。
自分のコミュニティーは自分で築くものです。
学校は勉強だけでなく大人になった時の疑似社会訓練でもあるのです。
しかし、きっかけとなる仲間づくりのイベントは全て中止、
なかなか人の輪に飛び込めない子は、きっかけを作ってあげなければ
いけないかもしれません。
もしコミュニティー作りで悩んでいる場合、
完全に不登校になる前に少し保護者の手間も必要かと思います。
学校の先生に相談も必要ですが、30-40名を担当している教師はどこまで
一個人に寄り添えるでしょうか?
正直厳しいと思います。
ではその方法とは・・・
長くなりそうなので今日はここまでです。
ありがとうございました。
次回は「子どもの様子がおかしい②」で続きの
お話をしたいと思います。
JSS守山 支配人 中島啓介