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スタッフブログ
2020/07/28スタッフブログ
子どもの様子がおかしい?②
前回はコロナ休校明けより子どもが学校へ行きたがらない、原因の一つをお話ししました。
今回は続きです。
様々な学校イベントは友達作りに大切なイベントです。
例えば運動会は紅組・白組に分かれて闘います。
応援合戦やリレー・綱引きなど、「勝利」という共通な目的に向かっていく。
そんなときの勝利した喜びは仲間の結束を強くします。
「同じ釜の飯」ではありませんが、同じ組で汗水流して闘った仲間たちと
交流が生まれ、そこに新しいコミュニティーが発生いたします。
日本代表やキャンプスクールの初日にチームを組んでアスレチックなどのアクティビティーや
「アイスブレイク」などのプチイベントは【知り合い】→【仲間】にシフトチェンジするイベントとなります。
こういった目に見えない効果が集団でのスタートにすごく大切になります。
しかし、現在のコロナ禍の中では「密」回避なのでこういったイベントは全て中止となり
仲間づくりのきっかけがない状態です。
仲間が出来ず、学校でも独りぼっちの時間が増えると
「自分の居場所がない」
↓
「学校行きたくない」
・・・こういわれてしまったら大変ですよね
この場合の子どものサインとして
①おなかが痛くなったことがないのに、頻繁に学校でおなかが痛くなり早退し始める。
②聞いても新しいクラスのお友達の名前が出てこない。
特に重要なのが②を日常会話で何気なく聞いてみることです。
「今日は誰とお話しした?」
「誰と遊んだ?」
「新しいクラスのお友達増えた?」
「お友達呼んで家で遊んだら?」
こういった会話を続けて
友達の名前がちょくちょく出てくるのであれば、大丈夫かと思います。
3.4名の名前が出てくるようであればそのメンバーが新しい
コミュニティーメンバーとなるはずです。
しかし、「誰とも話してない」「特に・・・」「別に・・・」
こういった答えが何カ月も続き、お友達と遊ぶ約束を作ってこなければ、公園などに遊びに
行くそぶりもない場合はコミュニティーが出来ていないと判断してもいいかもです。
そんな場合は早めにコミュニティーを作るきっかけを手伝ってあげた方がいいと考えております。
〇自分(保護者)のコミュニティーを使う。
もし同じクラスのお友達の保護者と知り合いであれば、どんどん使用しましょう。
お母さんは自宅に招待してお茶する、もしくはお邪魔して世間話をするだけでOK。
その時、その場にお互いの子どもがいることがポイントです。
ほっておけば同じ世代の子どもが2人いれば遊びだします。
5人10人のグループには声をかけられない子は、1対1なら何とか出来るはずです。
そして、そのお友達を通し新しいクラスでのコミュニティーに入りやすくなるのです。
コロナ禍の中、学校生活は大きく変わったと思います。
「STAY HOME」でコロナは避けれたが不登校になった・・・ではかわいそうですよね。
コロナも注意が必要ですが、子どもの様子にも注意した方がいいかもしれません。
今日はここまでです。
ありがとうございます。
JSS守山 支配人 中島啓介