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スタッフブログ(21ページ目)

2018/12/12スタッフブログ

ケンカ その②

前回はケンカがあったことをお話しました。

今回は続きです。

 

 

子ども同士のケンカが発生したとき、私はあるルールを決めています。

①大人が勝敗をつけない

②子ども同士のケンカは子ども同士で解決

③ケンカ両成敗

1対1のケンカのときはこの上記3つのルールで私は対応しています。

特に②は意識します。状況にもよりますが、ここで親が介入しすぎると

子どものためにはならないと思います。

 

 

叩きあいのようなケンカをとめるのもコツがいります。

例えば、A君が1発たたいて、B君が「お返し」する前に止めてしまうと

B君はストレスがたまります。この「お返し」がポイントで、痛みを与えたら

自分にも返ってくるということを自ら体験しなくてはいけないと私は思っています。

 ”ケンカ両成敗”は互いに痛い思いをして成立するのではないでしょうか。

 

しかし、こんな場合があったらどうでしょうか。

「A君がB君にひどいことを言って、B君がA君をたたいた」

一般的には先に手を出したB君が悪いとされます。

 しかし、B君の弟が障害者で、その弟を馬鹿にされて頭に血が上り殴った場合

本当にB君は悪いですか?

 

社会では傷害罪として怪我をさせたB君の方が罰せられますが、

私が殴られたA君の親なら、A君をひっぱたきます。

そしてB君にあやまりにいくでしょう。

殴られた痛みは一瞬でも、いわれた言葉のほうが何日も心に痛みが残る場合もあるのです。

 

 

子どものケンカの場合、どちらかに勝敗(いい・悪い)をつけることが重要ではないと思います。

ケンカを通して子どもが「痛みをどう感じたか」のほうが数段重要だと思います。

 

 

しかし、例外の対応もあります。

下記の場合

・複数 対 1人

・明らかに上位のものが、明らかに下位のものをきずつける。

・男が女をきずつける。

 

この場合は叱ります。

今後やって欲しいことではないので演じてでも厳しく叱ります。

 

 

長くなってきましたね

 

 

今日はここまでにいたします。

ありがとうございました。

続きは「人の痛みを知る」を話したいと思います。

 

JSS守山 支配人 中島啓介

2018/11/22スタッフブログ

ケンカ

先日、小学生のケンカがありました。

どちらも血気盛んな男の子です。

 

取っ組み合いをするような激しいケンカでした。

「こりゃ大変だ!」

と止めにはいりましたが、

中々止まりません。

取り押さえて10分後くらいでやっと落ち着きました。

 

ケンカの始まりは、子どものある一言から、言い合いになり、

それが大きなケンカに発展したのです。

話をきき、互いに意見の食い違いだと分かると落ち着きはじめました。

そして、一通りお互い話をした後、最後は握手をして終りました。

 

 

ケンカ

 

厄介なことおきたなと感じた反面、懐かしさも感じました。

「そーいえば取っ組み合いのケンカなんて久々だな・・・」

 

そして、しばらく考えているとあることに気付きました。

 

ケンカをした両者は年齢差がありました。

 

年齢が高い子の一言に頭がきて、

年齢が低い子は大きな高学年の子に飛びかかっていきました。

年齢が高い子は一切手を出しませんでした。

しかも、被害に巻き込まれそうな女の子を

「おまえ危ないから離れてろ」っと気遣っていたそうです。

 

 

普通、血気盛んな小学生の男の子が、年下に叩かれたら”カッ”となって叩き返します。

しかし、その子は「年下に手を出してはいけない」といっていたのです。

恐らく先生や親の言いつけを守っていたのでしょう。

それどころか他人を気遣う行動までしています。

なかなかできない行動ですよね。

 

また、飛びかかった低学年の子は、

すぐに頭に血が上りやすいかもしれませんが、

明らかに身体も力も大きな高学年の子に飛びかかれるものではありません。 

飛びかかったことをほめるつもりはありませんが、

社会で言うと私が社長に胸ぐらつかんで文句を言うようなもの・・・

これもなかなか出来ません

 

 

自分の感情を思う存分出せるのは子どもの特権だと私は思います。

大人からみて厄介なケンカも、子どもにとっては大切なこと。

「子どものケンカは社会性を養う」という専門家もおります。

すぐ止めるのではなく、

危険がなければ、ある程度は見守る余裕が大人もなければいけません。

(危険を感じた為、今回は止めましたが

そして落ち着いたときに、お互いの思いを代弁し伝えてあげることが大切だと

私は思います。

 

 

大人になればさまざまな感情を抑えなければいけません。

自分の感情を子どものうちに思いっきり出して、

少しずつ感情をコントロールできるようになっていくのではないでしょうか。

 

 

今日はここまでです。

ありがとうございました。

JSS守山 支配人 中島啓介

 

 

ちなみにケンカをした2人は、次週元気よくプールに来ました。

まるでケンカなんかなかったように・・・ 

2018/10/25スタッフブログ

ブロック研修会

 

 

こんにちは

だんだん冬が近づいてきましたね

(そろそろアウターの準備をしないといけないですね・・・

 

10月15.16日の2日間、皆さんに休館日を頂いている間に

コーチの研修会に参加してきました

 

今回の研修会ではJSSの中部地区関西地区15校が集まり、

コーチ同士で意見交換や、自由研究発表などたくさん勉強してきましたよ

 

中でも、印象に残ったことをいくつか紹介できればと思います

 

①会員数2500名のスクール

練習前のシャワーを浴びるのにも長打の列が出来るそうですよ

(写真を見せてもらいましたがテーマパークのアトラクション待ちみたい・・・)

 

②競泳選手に向いている体系とは

猿手・反張膝・足首が柔らかいなど・・・

この体系は平泳ぎ!これは背泳ぎに向いている!と

瞬時に分かるコーチもいるそうです

(私もそんなコーチになりたいな・・・)

 

スクールが違えばスクールの色も違うように、

地区が違うともっとスクールの色が違って

とっても刺激になる研修会でした。

この研修会を活かし、もっともっと勉強して

良い指導が出来るよう頑張ります

 

image1

 

 

 

 

2018/10/23スタッフブログ

強化研修会

 10月14日(日)に強化研修会に行ってきました。

 

場所はJSS中川です

講師は梅原強化部長です。

皆さんも知っている瀬戸大也選手のコーチです

 

午前はワンポイントアドバイスをしていただきました

DSCF2268

 

   午後はコーチ達の質問にたくさん回答をしていただきました

DSCF2271

 たくさんのお話を聞いてきました。

 

これからも、選手・育成の強化を頑張って行きます。

育成コース担当 吉田コーチでした。

後日、ブッロク研修会の様子を記載いたします。

 

 

 

 

2018/10/10スタッフブログ

親の背中を見て育つ

スタッフとの会話中でした。

 

「なんで毎日新聞読めるのですか?」 

私は、毎日新聞を読みます。

自宅でも新聞を取っております。

「ネットがあるから必要ないでしょう。」

といわれることも多々あります。それでも新聞は取り続けています。

 

なぜ私は新聞を読のか・・・

別にニュース好きではありません。

政治に興味もさほどありません。

習慣になりすぎて理由すら考えたこともなかったです。

 

「うーん・・・・なんでだろうな」

 

何気なく、新聞を読み始めたきっかけを考えてみても・・・

きっかけは、よく覚えていないのです。

別に読書好きではありませんでした。

誰かに「新聞読め!」といわれたこともありません。

むしろ10代の頃は活字を見ると眠たくなったものです。

 

 

「親の背中を見て育つ」

 

 

今思うとこの言葉が1番しっくりきます。

 

 

私の父は毎朝、新聞+コーヒーが日課のようでした。

さらにトイレに新聞を持って行き長い間トイレから出てこず、

「父さん!早く!!」

とトイレの前で叫んだものです。

 

まったく同じ事を現在の私がしております。

朝起きて

ポストから新聞を取り

コーヒーを入れる

 

朝食を食べる息子の隣でコーヒーを飲みながら

新聞を読む。

 

・・・知らず知らず「親の背中をみて育ったんだな・・・」

とスタッフとの雑談の中から感じたことでした。

 

 「親の背中を見て育つ」・・・

 

今ではあまり聞かなくなった気がします。

わが子も私の背中をみているのかな・・・・・

 

 

 

今日はここまでです。

ありがとうございました。

JSS守山 支配人 中島啓介 

 

2018/08/29スタッフブログ

ジュニア合宿①

今年も夏合宿が終りました。

今回は小学生100名ほどの参加でした。

会場は和歌山で小学生が合宿するにはすばらしい環境でした。

 

こんな↓↓感じです・・・ぱっとみはグァム??

 image1

 私は入社以来「夏合宿」を欠かしたことはありません。

私にとって夏合宿は競泳コーチを続けていく上で当たり前のもので、

20代の頃は「よし!合宿だ!」「俺がみんな速くしてやる!!」

と鼻息を荒くして合宿に行ったものでした。

 

 

「何で合宿をやるの?ここでやればいいじゃん!」

始まりは選手からの一言でした。

私にとって当たり前の夏合宿でしたが、合宿をしたことが無い選手にとっては

なんでわざわざ遠い所に行って練習するのか分からなかったのでしょう。

 

ストレートな質問に当時の私は

私「バカだなー、合宿行って速くなるためだろ!」

と答えました。するとその選手は

選手「ここでもいいじゃん」

・・・・ごもっとも

ここでも練習はできます。

私「ここじゃ厳しい練習を乗り切る気持ちがはいらんだろ!」

選手「そうかな・・・」

納得したかどうかは不明ですがその場は終りました。

 

この質問をした選手には感謝しています。

この選手の一言で、私は明確に合宿の目的を捉えていなかった自分を

発見することが出来たからです。

 

【ジュニア合宿本来の目的】

質問した選手に対して、安易に答えた私でしたが

「速くなる」事は大切な目的のひとつです。

3~4日間箱詰めで適切なトレーニングをし、しっかりと

食事と休養をとれば力もつきます。選手はこれが目的ですし

「コーチも速くするぞ」という気持ちをもって合宿に挑まなければいけません。

 

また、これは目的と言うより”合宿の効果”と呼んだほうが適切ですが、

仲間と練習や生活することで絆や協調性も

養われます。厳しい練習も仲間とする事でいつもより頑張れます。

練習を乗り越えた仲間と過ごす時間はなんとも言えません。

恐らく参加選手の印象に残る部分はここだと思います。

 

では私が重要視しているジュニア合宿本来の目的とは・・・

 

今日はここまでです。

ありがとうございました。

続きはジュニア合宿②で

 

JSS守山

支配人 中島啓介

 

 

 

 

 

 

 

2018/08/10スタッフブログ

どろんこ遊び

「またよごしてきたの!!!」

「いい加減にしなさい!!」

私が幼少の頃、ドロだらけになり家に帰るとよく母親に怒られました。

 

 

どろんこ遊び

 

現代は泥遊びは衛生的に良くないので保育園や幼稚園は「砂」遊びですが、

砂場も猫や犬がおしっこをするので衛生的に良くないとのことで

公園の砂場は撤去されつつあります。

 

子どもの頃、無我夢中で泥遊びをしていた私の感想ですが、

汚さないようにしようとこれっぽっちも考えません。

散々遊んで気づいたら下着までべちょべちょ・・・

そこには何かから開放された人間の野性味や、

何かからの開放された爽快感があったのを覚えています。

 

ある子どものしつけ本には、

「どろんこ遊びも子どもに欠くことのできない精神的栄養」

と記載されておりました。

 

 

先日レッスン中こんな場面がありました。

レッスン中順番を待っている間、子どもがバシャバシャやっていました。

もちろんコーチは注意しますし、私も注意しましたが

子どもはバシャバシャに夢中・・・・

「座ってなさい」と言われプールサイドに座っていると

シュンとしてなんだか悲しい目をしてプールを見つめていました。

しつけ的には必要です、私もやります。

 

しかし、私はその子を見ながら思いました。

唯一のストレス発散の場がこのプールだとしたら、すべてをやめさせるのは

果たしていいことなのか・・・・

この子にとって、昔のどろんこ遊びが

プールでバシャバシャになっているのでは・・・

「精神的栄養」が大人の都合で奪われてしまっているのでは・・・・

 

 

親も他の子どもに迷惑をかけないかと思って気になります。

コーチも放置には出来ません。

しかし、欠くことのできない精神的栄養(どろんこ遊び)が無くなっていく時代に

たまにはおもいっきりバシャバシャやらせておくのも必要かと思う今日この頃です。

 

 

今日はここまでです。

ありがとうございました。

JSS守山 支配人 中島啓介

 

 

 

 

 

2018/07/22スタッフブログ

トイレのスリッパをそろえる

「トイレのスリッパを揃えなさい」

 

1年前、育成・選手コースに言った言葉です。

最近やっと何も言わずに揃えるようになりました。

 

今日は「スリッパを揃える」意味を考えてみましょう。

 

あるお寺の住職の言葉です。↓↓↓

 ———————————————————————-

はきものをそろえると、こころもそろう

こころもそろうと、はきものもそろう

 ぬぐときにそろえておくと

はくときにこころがみだれない

 だれかがみだしておいたら

だまってそろえてあげよう

 そうすればきっと

世界中の人の心もそろうでしょう

 ———————————————————————-

 「スリッパ(くつ)を揃える」という何でもない簡単で当たり前のことも

深い意味がありますよね。

 

 

私はこの住職の言葉をみて、

子どもにしつけるべき大切な習慣だと感じました。

 

・・・簡単そうなことだけど、何も言わずに出来る様になるには

長い月日がかかります。

 

しつけには忍耐と根気が必要ですね。

 

 

今日はここまでです。

ありがとうございました。

 

JSS守山

支配人 中島啓介

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018/05/25スタッフブログ

子どもの夢を育てる②

夢誕生の瞬間

 

前回は「夢は努力の中から生まれる」そんなお話をいたしました。

では「夢」が発生する瞬間はどんなときか・・・

今回は夢誕生のお話をいたします。

 

 

 

「夢は人から与えられるものではない」 

・・・ある本に書かれていました。私もそう思います。

 

自ら能動的に努力し、さらにワクワクし感動する体験

が必要なのではないでしょうか。

 

 

昔、私と一緒に練習していた選手 喜多山君(仮名)を例に挙げます。

喜多山君の小学校卒業文集に、夢は競泳でオリンピック出場とかかれていました。

 

文集を読んだ私は

「喜多山、夢がオリンピック出場になったのはいつ?」っとあるとき聞いてみました。

彼が言うには「パッ」と誕生したわけではないが、文集に書くには

これしかないと当時は思っていたそうです。

「きっかけはあれだな」・・・・語ってくれました。

———————————————————————————

1988年ソウルオリンピック背泳ぎ100m決勝。

当時10歳の彼は、テレビでオリンピックを観戦していました。

 

センターレーン(4コース)はアメリカのバーコフ、

その隣3レーンは日本の鈴木大地選手(現スポーツ庁長官)。

 

鈴木大地選手は秘策のバサロでスタートし30m以上潜水(現在のルールでは失格)、

前半(50m)こそ負けていたが後半75m付近より徐々に差が縮まり、

ラスト5mでバーコフに並びタッチの差(0.13秒)で勝利。

金メダルを獲得した・・・・喜多山君は声を出して家族で応援したのを今でも覚えているそうです。

そのときといったら・・・・言葉にならない感動だったと。

————————————————————————————-

これが喜多山君の夢誕生の瞬間です。

残念ながら夢はかないませんでしたが・・・・

 

 

自らの夢について語ることは容易である。

しかし、まず語るに足りる夢を見つけることが

大切なのではないでしょうか。

 

特に子どもたちにとっては、

どんな経験をして何感じたか・・・

そして、その経験を自分の未来に

どうやってつなげるかが重要ではないでしょうか。

 

 

努力と忍耐の先には、

輝く自分だけの「夢」があることを

自らがモデルとなって子どもたちに教えることができる、

私たちコーチはそういう大人でなければならないと思う今日この頃です。

 

 

今回はここまでです。

ありがとうございました。

 

・・・喜多山君とは今でも親交があります。

残念ながらオリンピック出場はかないませんでしたが、

高校のときインターハイに出場、国体にも出場しました。

大学まで競泳をつづけ、今は高校教師で水泳部の指導をしております。

 

JSS守山 支配人 中島啓介

 

2018/05/09スタッフブログ

子どもの夢を育てる①【再UPです】

4月に入り各小学校では入学式が終わりましたね。

進学・進級されて子どもの様子はどうでしょうか?

 

わくわくしていますか?

それとも少し不安もありますかね

 

小学生くらいになると「夢」を持ち始めます。

「宇宙飛行士」

「プロ野球選手」

「学者」

「オリンピック選手」・・・・

 

 今日はそんな「子どもの夢」について私が非常に感銘を受けたお話しをしたいと思います。

 

 

2008年、日本人が4名同時にノーベル賞を受賞し大いに話題となりました。

ある日、たまたまテレビを見ているとある番組で、ノーベル化学賞を受賞した

下村氏がインタビューに答えられました。

 

女性タレントが

「子どもにノーベル賞をとらせようと思ったら何をしたら良いのでしょうか」

と質問したところ下村さんはこう答えました。

 

 

「子どもが興味を持ったこと、それがあなたから取るに足らないつまらないものに

思えたとしても、子どもが興味を持っている限りは、とことんまで追求させなさい。」

 

「自然の中に出して、生の体験をたくさんさせてあげなさい。

その中で生まれた興味を親は止めてはいけません。本人が納得いくまで、

調べさせてあげることです。」

 

・・・下村さんのこの答えは、

子どもの夢を育てる「親の在り方」を的確に示していると

私は感銘を受けたのです。

 

 

私はJSSで17年以上コーチをしております。

選手育成にも深く携わってきました。

 

子どもが本科コースから選手コースに来てすぐに

「私の夢はオリンピックに出場したい」

とはいいません。

 

練習して・・・

練習して・・・

試合に出て・・・

喜びあり、悔しさもあり・・・

また練習して・・・

 

そんな努力を続けて

「オリンピックに出たい」と思うのではないでしょうか。

 

夢は漠然とではなく、努力の中から生まれる。

努力をしない人には、「夢」は生まれない。

と私は思います。

 

夢が持てないとか、

夢が見つからない、

という言葉もよく耳にします。

 

「夢は努力して見つけるものだ」と

私は思います。

 

少し熱くなってきました。

今日はここまでに致します。

 

 

続きは次回「子どもの夢を育てる②」で・・・・

ありがとうございました。

 

JSS守山 支配人 中島啓介

 

 

 

 

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