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2021/07/31スタッフブログ

飛込競技のご紹介

こんにちは

 

今日は当スクールでも行っている飛込競技について少しご紹介したいと思います。

飛込競技の人気は、日本では競技人口が少なく施設等が限られているためにそれほどではないですが、欧米諸国では非常に人気は高く競技人口も多い競技です。よって、国際大会が満員の観客で埋まることは珍しいことではなく、人種や国の習慣を越えて世界中の多くの国で飛込競技が行われています

 

次に飛込競技の見方についてご説明します

飛び込み競技には大きく分けて3つの種目があります。1つ目は飛板飛込で、3メートルの高さに弾力性に富んだ板が設置されており、出場者はその板に向かって助走、跳躍をし、空中で様々な演技を行います。2つ目は高飛込で、飛び板飛び込みとは違い、板の弾力性はなく10メートルの高さに設置されている固定台から演技を行います。3つ目は二人一組で行うシンクロナイズドダイビングです。この競技は個人の演技はもちろん2人の同調性も演技点に評価されます。

飛板飛込と高飛込は男子6種目、女子5種目の異なった演技を飛び、シンクロナイズドダイビングは制限選択飛び2種目、自由選択飛び3種目の合計点数で順位が決まります。

では次に異なった種目とはどのようなものがあるのかご説明します。

【飛込の群】

第1群 前  飛台または飛板から前方に向かって踏み切り、前方に飛込むものです。
第2群 後  飛台または飛板の先端に後向きに立ち、踏み切って後方へ飛込むものです。
第3群 前逆飛前方に向かって踏み切り、台または飛板の方へ逆にかえるように飛込むものです。

第4群 後踏切

前飛

台または飛板の先端に後ろ向きに立ち、踏み切って台または飛板の方へ内側に飛込むものです。
第5群 捻り飛込空中で体を捻りながら飛込むものです。

第6群 逆立ち

飛込

台の先端に逆立ちしたあと飛込むものです。ただし、これは高飛込みのみで、飛板飛込では行いません。また、逆立ちの立ち直しを1回するとその評点(得点の計算方法を参照)から2点減点され、2回立ち直すと0点になります。

【飛込の型】

飛込みの型には、空中のフォームにより次の4つの型があります。

A型 

伸型

腰やひざを曲げずに手先から足先までよく伸ばして飛びます。

B型 

蝦型

体を腰で2つに深く折り曲げ、えびのような型で、膝とつま先はよくのばします。

C型 

抱型

ひざをそろえて腰、ひざを曲げ、からだ全体をなるべく小さく縮めた型で、この場合、つま先はよく伸ばし、ひざをかかえるようにします。

D型  

自由型

宙返りをともなうひねり飛込の場合で、前の3つの型を空中でいずれの時期に取り入れてもよいものです。

このように女子は5つ、男子は6つの群に回転や捻りを加え演技構成を行い競技を行います。

基本的な採点方法は空中でのフォームや入水するときの角度、水しぶきの大きさなどが減点方式で採点され、0点から10点満点で評価され、7名の審判員の採点したもののうち、最高と最低の点を各二つずつ除き、3名の審判員の平均値(評点)に難易率を乗じたものが、その飛込の得点となります。

難易率とは…飛込種目の中には、回転数、ひねり数、形などの組み合わせにより比較的やさしいものとがあります。そのやさしさ、むずかしさの度合いが難易率で最低1.2から最高3.8ぐらいまでの数値が各種目に付されています。

フィギュアスケートなどとは違い、前日までに自分の飛ぶ種目を決めて提出するので当日違う種目を飛ぶと0点となってしまいます。

そのため一本一本集中し、より全ての種目で出来る限り完璧で安定した演技をすることが勝敗をわけることになります。

 

この後もまだまだ飛込競技の試合が続きますので、ぜひご声援よろしくお願い致します

 

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