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2021/08/07スタッフブログ

水の特性って知っていますか?【その2】

こんにちは、いつも宝塚スイミングスクールのブログをご覧いただきありがとうございます

 

前回の記事はコチラ

[水の特性って知っていますか?]

 


 

さて

皆さんが何気なく入っているプール(水中)には、身体に与える様々な良い効果があります。水の特性を理解した上で運動を行うとより効果的に効率よく身体を動かせるようになります。

 

というわけで、今回は

「実はスゴい!水の4大特性その2」でーす

 

前回のおさらいです。

4つの特性の内、「浮力」「抵抗」についてお話しましたよね!

本日は、「水圧」「水温」についてです

 

 

水圧

 

水深によって変わるので、普段皆さんが入るプールでは身体に圧がかかっている感じはあまり伝わらないと思いますが水中では常に「水圧」がかかっています。この圧力が全身を適度に圧迫し、静脈のポンプ作用を促し、血液を心臓に送り返しやすくしてくれる効果があります。

 

よって、血液循環が良くなり疲労回復とリラクゼーション効果も得られます

 

 

他にも、心臓への負担が軽減するので陸上に比べて負荷をかけたトレーニングも、水中なら楽にできるんですね~! また、肺の活動は常に水圧で負荷を受けながら動くことになるので肺活量の増加と、胸部が圧迫されることで自然に腹式呼吸になり、呼吸循環機能の向上が期待できまーす

 

 

 

 

水温

 

なんと、水温には何もせずにエネルギーを消費する秘密があるんです!

 

 

その仕組みは、水中では空気の約倍の速さで体温が奪われます。下がろうとする体温を正常な値に戻そうと身体の内側から熱を発生させることで、自然にエネルギー消費に繋がるということなんですね~

 

また、水温が30.0℃~31.5℃のプールに入るだけで「体温調整機能」が常にトレーニングされ、風邪を引きにくくなるなど免疫機能向上も大いに期待できます。ちなみに、室内プールの適温は29℃~31℃とされています。当スイミングスクールも常に30℃~31℃になるよう調整していますよ~

更に水中運動は「自律神経」を整える効果もあります。

今の時代、どの季節でも快適に過ごせるように様々な設備が整っていますよね。一見便利な世の中になったなと感じますが、実はこの状況というのは人間が本来持っている「体温を調節する機能」を低下させる原因になってしまうんです

 

ですが、体温より低い温度のプールに入ることで身体が刺激され体温調節機能が活性化します!

 

それでは次回もお楽しみに~

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