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2023/08/19スタッフブログ

コロナ禍で発達遅い??

2023年7月11日  NHK NEWS WEBより見出し↓↓

「コロナ禍を経験した5歳平均で4カ月余り発達遅い」

 

気になる見出しの記事ですね。私はコロナ禍により子どもへの影響を注意深く観察し、記事や論文を読んでおります。コロナ禍で体力が減少したのは何度も申し上げました。昨年度、不登校の子どもが過去最高・そして子どもの自殺も過去最高を更新。コロナ禍は子どもたちに多大なる影響を与えたと思います。今年の5月、コロナウィルスが2類から5類に引き下げられましたが、影響はすぐに戻るものではありません。

 

 

 

首都圏の認可保育園に890人対象に追跡調査、140項目の指標の分析。コロナ禍を経験した5歳の子どもはコロナ禍前に5歳になった子どもに比べて発達が全体で平均4.39ヶ月、遅かったということです。このうち「大人への社会性」の領域やことばでの表現などの領域で遅れが目立っていました。グループでは、5歳のころの発達に重要な人との交流がコロナ禍で制約を受けたことが遅れにつながったのではないかとしています。

 

 

思えば小さいことを気にする子が増えた気もします。

「〇〇ちゃんにバカって言われた」「〇〇君が水かけてきた」・・・・正直幼児の「バカ」などの言葉は根の深い恨みや憎しみはありません。水かけも面白がってかけているだけで本当に憎くてかけているわけではありません。私もしつこいと注意しますが、この手のことはさらりと流します。ところが最近はそれが原因で次週練習に来なくなるケースも・・・そんな時この記事を読んで納得してしまった。

 

 

 

「社会性」は人と触れ合ってこそ身に付きます。これは今も昔もかわりません。人との触れ合いが足りすぎた??

 

 

コロナ禍が終わった今だからこそ、コロナ禍前の環境に積極的に戻していくことが大切と私は感じる。「コロナ禍は終わったが、コロナウィルスがなくなったわけではない」という人もいますが、調査以来最低のこどもの体力・過去最高の不登校者数・過去最高の子どもの自殺・・・控えめに言っても異常です。全てがコロナ禍のせいではないかもしれませんが、大なり小なり影響があったことは間違いないと考えるのが普通だと思います。

 

 

調査をした担当者も「こうした影響はその後の成長で十分に取り返せるものだと思う。周囲の大人がコミュニケーションをしっかりとるほか、保育などの環境もコロナ前に戻していくことが大切だ」と言っております。

 

 

私はコロナ禍でおちた体力も、コロナ禍前(2019年)以上にしないといけないと思います。

意識すれば体力は戻ります、それ以上にもなります。

話それますが筋トレをする大人はこの10年で1.5倍に増えたそうです。専門家によると増加している理由は「どれだけ一生懸命働いても収入が増えるとは限らず、努力が必ず報われる時代ではなくなった。だが筋トレは違う。正しい方法で取り組めば、必ず目に見える成果をもたらしてくれる」そして、成果がでる→自信がつく→気持ちが前向きななる。それが継続につながる。

 

もちろん子どもにもあてはまります。意識すれば体力は戻るし増加もします。そして気持ちや、メンタルが前向きになってほしいのです。子どもは影響を受けますが意識すればすぐに改善されるのではないでしょうか。

 

 

次世代の子どもたちよ!元気に!健やかに!

そう願うばかりです。

 

 

 

ありがとうございました。

JSS守山 支配人 中島啓介

 

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