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夏季シーズンは水辺の事故に十分ご注意ください
JSSスイミングスクールでは『安全水泳・着衣水泳』実施しています
近年、防災意識の高まりから水難事故件数とその犠牲者は減少傾向にありましたが、コロナ禍による学校水泳授業停滞もあり、ここ数年水難事故での犠牲者は増加に転じています。
警察庁や海上保安庁ではゴールデンウィークから夏休みの時期における水難事故に対する警戒を呼び掛けています。
下記のグラフで示されているように初夏から夏休みにかけては海難事故が急増します。
特に泳ぎに自信があるお子さんはご自分の泳力を過信せず以下の点に留意してください。
・河川や海でのレジャーは必ず大人と一緒に!
・危険な場所には近づかない
・万が一、水の中に落ちた場合は落ちた場所にすぐに戻ること!(戻ることが困難な場合は無理に泳がず浮いて待て!)
・誰かがおぼれているのを見つけた場合は自分で助けようとせず「大きな声で助けを求める」
・近くに誰もいないときには浮きそうなモノ(ペットボトルやランドセル、スポーツバッグなど)を近くに投げてあげる
【出典:海上保安庁】12歳未満の遊泳中における海難発生状況
JSSスイミングスクールでは2005年よりジュニアスイミングのカリキュラムに「安全水泳」を取り入れています。
「安全水泳」とは水難事故から身を守る知識と技術の総称です。
初心者グループから4泳法を修得した上級者まで、レベルに合わせ16のステップを設定しています。
例えば水慣れグループでは「ボビング」、バタ足級では「ジャンプ呼吸(ボビングジャンプ)」など通常の練習の流れの中で、不意に水に落ちたときに落ち着いて呼吸を確保できるよう練習します。
※弊社コラム「スイミングスクールで教わる「バブリング」「ボビング」とは?」もご確認ください。
そしてクロールや平泳ぎを練習するグループではヘッドアップスイム(顔を水面上上げて泳ぐ練習=安全な場所を目視するため)を練習します。
さらに4泳法を修得した上級者グループでは「着衣水泳」を定期的に体験します。
※水難事故はほとんどの場合、着衣の状態で事故に遭遇しており「泳げる方が多い」という傾向も報告されています。
泳ぎが得意と自負されるお子さんたちもTシャツ1枚身につけただけでも大変動作しづらく、容易には泳げない事に気づかされます。(時にはパニックに陥ることもあります)
行楽シーズンは、水辺での事故防止に十分留意しながら楽しい思い出を作っていただきますようお願いします。