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2023/06/24最新情報
JSSスイミングスクールにおける 『安全水泳』 と 『着衣水泳』 実施について
JSSスイミングスクールにおける『安全水泳』と『着衣水泳』実施について
今年の夏はコロナの制限緩和と梅雨明けが早い見込みである事から海や川でのレジャーの機会が大幅に増えそうであると予測されています。
そこで気をつけたいのは「水辺での事故」です。
近年、防災意識の高まりから水難事故件数とその犠牲者は減少傾向にありますが、コロナ禍による学校水泳授業停滞もあり警察庁では夏休みの水難事故に対する警戒を呼び掛けています。
JSSスイミングスクールでは2005年よりジュニアスイミングのカリキュラムに「安全水泳」を取り入れています。
「安全水泳」とは水難事故から身を守る知識と技術の総称です。
初心者グループから4泳法を修得した上級者まで、レベルに合わせ16のステップを設定しています。
例えば水慣れグループでは「ボビング」、バタ足級では「ジャンプ呼吸(ボビングジャンプ)」など通常の練習の流れの中で、不意に水に落ちたときに落ち着いて呼吸を確保できるよう練習します。
※弊社コラム「スイミングスクールで教わる「バブリング」「ボビング」とは?」もご確認ください。
そしてクロールや平泳ぎを練習するグループではヘッドアップスイム(顔を水面上上げて泳ぐ練習=安全な場所を目視するため)を練習します。
さらに4泳法を修得した上級者グループでは「着衣水泳」を定期的に体験します。
※水難事故はほとんどの場合、着衣の状態で事故に遭遇しており「泳げる方が多い」という傾向も報告されています。
泳ぎが得意と自負されるお子さんたちもTシャツ1枚身につけただけでも大変動作しづらく、容易には泳げない事に気づかされます。(時にはパニックに陥ることもあります)
夏休みが近づいて来ましたが、水辺での事故防止に十分留意しながら楽しい夏の思い出を作っていただきますようお願いします。