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子どもを習い事に通わせるのにおすすめの時間帯はある?
2025/12/24 キッズスイミング
子どもの習い事のおすすめの時間帯

子どもの習い事は、子ども自身の集中力や生活リズムを踏まえたうえで、通う時間帯を選ぶことも重要です。
ある時間帯では勢いよく取り組めるのに、別の時間では「疲れた」「集中できない」と躓いてしまうこともあります。
本記事では、そんな子どもを習い事に通わせるのにおすすめの時間帯はあるのかについて、子どもの集中力が高まる時間帯や子どもが疲れやすい時間帯とその対策もあわせてご紹介していきます。
子どもの集中力が高まる時間帯
子どもの脳と体は、1日の中で活発な時間帯とそうでない時間帯があります。
そのため、習い事の効果を高めるには「集中力が発揮されやすいタイミング」を知ることがポイントです。
幼児期(3~6歳頃)の場合は、起床から2~3時間後の午前中が「脳のゴールデンタイム」といわれています。
朝ごはんを食べて元気いっぱいの状態であれば、吸収力・感受性・運動機能すべてが高まっており、音楽・運動・リトミックなど感性を育む習い事には、午前中が理想的とされています。
一方で小学生になると、学校の時間が中心になります。
授業が終わった放課後の16~18時頃が一番通いやすく、気持ちを切り替えて意欲的に取り組める子も多いです。
ただし、夕方以降は疲れが出やすいため、無理に詰め込むではなく、30分~1時間の短時間レッスンにするなど工夫するようにしましょう。
【年齢別】習い事のおすすめの時間帯

年齢によって子どもの体力・集中力・通いやすさは異なります。
「未就学児」「小学校低・中学年」「小学校高学年以降」に分けておすすめの時間帯を見ていきましょう。
未就学児(3〜6歳ごろ)
この時期は生活リズムがまだ安定していないため、「午前~昼前」や「早めの午後」が望ましいです。
集中力が短く、疲れやすいため、移動時間や準備時間も含めて無理のないスケジュールを意識しましょう。
例としては、「午前10時~11時」や「昼前まで」の枠は、送迎も保護者の都合がつきやすく、子どもも疲れにくく通いやすい時間帯です。
小学校低〜中学年(7~10歳ごろ)
学校授業後や放課後の習い事が増える時期です。
放課後16~18時頃の時間帯が多く選ばれますが、学校後で疲れや空腹が出やすい時間帯でもあります。
そのため、少し休んでから、軽くおやつを取ってエネルギー補給して通うと良いでしょう。
18時以降は夕食や就寝準備と重なるため、低学年は17時台までに終了するか、週末午前の枠を活用すると集中しやすくなります。
小学校高学年〜中学生以降(11歳以上)
部活動や塾、友達との活動でスケジュールが忙しくなりやすい年齢です。
夕方16~18時や17~19時に習い事を設定する家庭も多いですが、疲労が蓄積して集中力が落ちることがあります。
夕方以降に通う場合は、「週1回」「内容を少し軽めにする」「翌日休息を確保する」などの工夫を行いましょう。
土日午前や昼前に設定できる場合は、集中力の高い時間帯で効率よく学ぶことができます。
子どもが疲れやすい時間帯とその対策

習い事に適した時間帯がある一方で、「疲れやすく集中しづらい」時間帯もあります。
これらを避けたり、対策をとったりすることで習い事の質を高めることができるでしょう。
お昼~午後1~3時
昼食直後は消化活動や眠気の影響で集中力が落ちやすくなります。
この時間帯に通う場合は、習い事の内容を軽めにしたり、15~20分ほどリフレッシュしてから参加させたりといった工夫を行いましょう。
夕方~夜(18時以降)
学校や遊びで疲れている時間帯で、集中力が低下しやすくなります。
とくに、未就学児~低学年はこの時間帯を避けるのが望ましく、どうしてもこの時間帯しか選べない場合は、短時間で内容を調整したり、帰宅後にゆったり過ごす時間を確保したりすることをおすすめします。
対策のポイントは?
習い事に通う際は、事前に軽く体を動かしたり、リラックスできる時間を設けたりすることで、子どもの集中力が保ちやすくなります。
また、軽食や水分補給でエネルギーを補うことも大切です。
習い事の後には「よく頑張ったね」と声をかけて、ゆったりとした時間を作ることで疲れを回復させてあげましょう。
加えて、週に習い事を詰め込みすぎず、休息日を意識することも必要です。
基本的には、午前や昼前、放課後早めの時間帯を優先的に選ぶと、子どもが無理なく学べる環境を整えることができるでしょう。
おわりに
本記事では、子どもを習い事に通わせるのにおすすめの時間帯はあるのかについて、子どもの集中力が高まる時間帯や子どもが疲れやすい時間帯とその対策もあわせてご紹介しました。
習い事を続けるうえで大切なのは、「やる気」だけでなく「環境づくり」も大切です。
子どもの集中力が高まる時間帯に合わせることで、同じ内容でも吸収率が大きく変わります。
そして、何より大切なのは無理をさせないことです。
子どもが笑顔で「また行きたい」と思える時間帯を見つけることが、習い事を長く続ける一番のコツであるといえるでしょう。
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