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スイミングスクールに通っていると子どもの自己肯定感がアップする?
スイミングスクールに通っていると子どもの自己肯定感がアップする?
「子どもが少し上手くいなかったり思うようにできなかったりしただけで、何でもすぐに諦めてしまう…」「子どもがいろんな物事に対して積極的に挑戦しようとしない…」といったように、子どもの消極的な様子を見ていると不安になってしまう方も多いのではないでしょうか?
こういった子どもたちの気持ちの裏には、「自己肯定感」が関係していることがあります。
本記事では、スイミングスクールに通っていると子どもの自己肯定感がアップするのかという内容についてご紹介していきます。
子どもの「自己肯定感」って?
子どもの「自己肯定感」とは、「ありのままの自分を肯定できる感覚」を意味します。
良い部分はもちろん悪い部分も含めて自分だと受け入れ、どのような自分でも自分には価値があると認め、自分のことを大切な存在であると思える感覚を指します。
もちろん子どもに限らず、大人であっても自身のことを肯定的に考えられる時もあれば、そうでない時もあるかと思います。
そのため、自身の子どもが「どのようなことを通じて自己肯定感が高まるのか」を観察してみることが大切です。
子どもの日々の行動・言動から、子どもの自己肯定感が高まる瞬間や感情の変化を観察するようにし、子どもの成長を後押しできるよう心がけていきましょう。
自己肯定感は子どもの未来につながる
自己肯定感は子どもが将来、いろんな問題・困難を乗り越える土台となります。
土台が安定して作られている子どもは自身で問題解決の方法を考え、試行錯誤を重ねながら行動できるように成長していきます。
胸を張って自分らしさを出して生きていくには、自己肯定感を育むことが重要であると言えるのです。
子どもの自己肯定感を高めるメリット
子どもの自己肯定感を高めるメリットをご紹介します。
自信を持って行動できる
自己肯定感が高まると自分自身を受け入れられる状態になるため、人の目線や評価を必要以上に気にすることなく、どのようなことでもまずはチャレンジすることができるようになります。
子どもの頃に成功体験・達成感などの経験を積んで自信をつけることができれば、さまざまな出来事に対してチャレンジしてみようという姿勢ができます。
たとえ不得意なこと・困難だと感じることに直面しても、自分のやり方でやってみれば良いと考えることができ、自発的に行動を起こすことができるでしょう。
落ち込んだり失敗したりしてもめげない
子どもの頃というのは幼稚園・保育園、小学校、中学校、高校と学年が上がるごとに、生活の変化がおきるものです。
生活環境の変化に伴って、集団生活で過ごす時間も増加します。
そのため、ほかの友達や同級生と自身を比較してしまうこともあるでしょう。
自分が思ったような成果がでないと、「あの子はできていたのに自分はできなかった」「あの子の方が良くできていた」など、比べて落ち込んでしまうことも。
しかし自己肯定感が高ければ落ち込んだり失敗したりしても、めげずに立ち直って前を向くことができます。
思うような成果が得られず失敗したとしても自分を否定せずに、「同じ失敗をしないようにするにはどうすれば良いか」「次はどうすれば成果がでるか」を考え、前向きに取り組めるようになるのです。
人間関係でのストレスも感じにくい
自分自身のことを受け入れて肯定できている人ほど、家族や友人との関係も良好である傾向があります。
自己肯定感が高ければ「人と違う考え・意見を持っていても問題ない」と思えるため、自身の存在を大切に扱うことができるのです。
自身を大切に扱うことができていれば、周囲の人達からの発言に対してもポジティブに捉えることができ、人間関係においてのストレスも感じにくいと言われています。
子どもの自己肯定感が低いとどうなる?
子どもの自己肯定感が低いとどのようなことが起きるのでしょうか?
自信が持てず、物事が決められない
自己肯定感が低いと自分をありのまま受け入れることができない状態になるため、自分で物事を決めて行動するということに強い不安を抱きます。
「これどう思う?」「どんなことをしてみたい?」という問いかけに対しても、「否定されてしまうのではないか?」という恐れがあるため、なかなか返答できないということが起きるのです。
物事をポジティブに考えられなくなる
子どもの自己肯定感が低いと、注意されたり怒られたりした時に自分を必要以上に責めてしまい、落ち込んでしまうことがあります。
ポジティブに考えられなくなってしまい、「自分はダメだ」と思い込むようになり、発言がどんどん少なくなってしまうこともあります。
すぐに諦めやすく、失敗を避けがち
自己肯定感が低いと、「自分にはできない」と諦めやすくなってしまいます。
一度、諦める癖がついてしまうと「次もどうせできないから」と挑戦しなくなったり、失敗を避けるために安全策に逃げてしまったりします。
自分に否定的になってしまうと、その他の物事に対しても否定的になってしまい、意欲が減り、元気が無いように見えてしまうこともあるでしょう。
スイミングは子どもの自己肯定感をアップさせる
子どもの自己肯定感は、「現状の自分を受け入れ肯定できる感覚」を指します。
しかし、常に自己肯定感を高く保ち続けるのはとても難しいもの。
子どもの自己肯定感が低くなっている場合、親から積極的に声がけをし、子どもにこれまでの頑張りや成功体験を気づかせてあげるようにしましょう。
スイミングスクールでは、「今は少し難しいけれど、練習することで必ず達成できる」という課題が用意されています。
この課題を何度も乗り越えることで、「難しいことでも練習を重ねることで達成できる」という自己肯定感を得ることができます。
この成功体験や達成が、後々の成長にとても役に立つのです。
たとえば幼稚園・保育園の子どもが小学校に上がると、根気よく覚えなければならないことがたくさん出てきます。
「なかなか覚えられない」「何度も間違えてしまう」という壁にぶつかってしまうこともあるでしょう。
その際に「スイミングスクールでの成功体験・達成感」を思い出させることで、「諦めずに取り組めば達成できる!」という前向きな思いを持たせることができます。
「困難にぶつかっても諦めずに挑戦し続ける」という力は、大人になってからも自分自身を奮い立たせることに大きく役立つこととなります。
スイミングスクールに通っている子どもが上手く泳げず落ち込んでいる際も、「スイミングを始めた頃は今できることができなかったよね?でもたくさん練習したからできるようになったよね。」など過去の成功体験を一緒に振り返るようにしましょう。
そうすることで子どもが忘れていた経験を思い起こし、「たくさん練習すれば、必ずできるようになる」という前向きな考えに変わることがあるのです。
おわりに
本記事では、スイミングスクールに通っていると子どもの自己肯定感がアップするのかという内容についてご紹介しました。
スイミングスクールは成功体験・達成感を得て、自己肯定感を高めやすい習い事と言えます。
子どもが良い結果を出せないと悩んでいる時も、結果のみを重視するのではなく「でも綺麗に泳げていたよね」「何度も諦めずに挑戦していたね」など、子どもが気づいていない別の視点から努力を称えてあげるようにしましょう。
そうすることで子どもは「結果が出なくても結果に至るまでの過程を認めてもらえている」と感じ、スイミングを嫌いにならずに「また頑張ってみよう」という気持ちになるのです。
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