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【水難事故防止グッズ】子ども用ライフジャケット・浮き具の選び方

2025/08/19 スイミング・水泳

水難事故防止グッズ|子ども用浮き具

水難事故防止グッズ

夏になると海や川、プールなど水辺でのレジャーが増える一方で、水難事故のリスクも高まります。

とくに小さな子どもは体力や判断力が未熟なため、思わぬ事故に巻き込まれることもあります。

そんな事故を未然に防ぐためには、「ライフジャケット」や「浮き具」などの水難事故防止グッズの正しい選び方と活用が欠かせません。

本記事では、子どもを守るための水難事故防止グッズとして、子ども用ライフジャケットと浮き具の種類や選び方のポイント、活用方法についてもご紹介していきます。

 

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子どもを守る水難事故防止グッズについて

水辺での遊びは楽しい反面、毎年多くの水難事故が発生しています。

日本全国では年間に数十人の子どもが水の事故で命を落としており、多くがライフジャケット未着用だったという報告もあります。

そんな水難事故を防ぐには、「浮力のある装備」を身につけさせることが基本です。

代表的なグッズとしては、ライフジャケットや浮き輪、アームヘルパーという腕浮き輪などが挙げられます。

これらを使用することで、万が一の転落時や流されそうになった際にも水面に浮いて救助を待つことができる可能性が高まります。

 

 

子ども用ライフジャケットの種類と選び方のポイント

子ども用ライフジャケットの種類

子ども用ライフジャケットの種類と選び方のポイントをご紹介します。

 

子ども用ライフジャケットの主な種類

固型式ライフジャケット:

ウレタンなどの浮力材が内蔵されたタイプです。

破損の心配が少なく、比較的耐久性が高いことから、子ども用はこのタイプが主流です。

 

膨張式ライフジャケット

CO2ガスにより自動または手動で膨らむタイプです。

小さな子どもにはあまり向かない場合が多いです。

 

子ども用ライフジャケットの選び方のポイント

体重・サイズに合ったものを選ぶ

メーカーごとに対応体重や胸囲の目安が記載されているため、実際の体格に応じたサイズを選びましょう。

サイズが合っていないと、着用しても脱げたり、逆に動きにくくなったりすることもあります。

 

国土交通省認定マークの有無

安全性が高く、品質基準をクリアした製品には「桜マーク(Type A/B/Cなど)」が付いています。

水辺での使用を想定する場合は、少なくともType C以上がおすすめです。

 

股ベルト付きか確認する

ライフジャケットが水中で脱げてしまうのを防ぐために、股ベルトが付いているかも重要なチェックポイントです。

小さな子どもには必須といえるでしょう。

 

明るい色・反射材付き

万が一の際にすぐ発見されやすくなるため、オレンジやイエローなどの視認性の高い色や、反射素材付きのものが望ましいです。

 

 

浮き具の種類と選び方のポイント

浮き具の種類と選び方のポイントをご紹介します。

 

浮き具の主な種類

ドーナツ型浮き具

一般的な形状で、子どもが中央に体を入れて使うタイプです。

手軽ですが、波や風の影響を受けやすい傾向があります。

 

ボート型浮き具

乗って使用するタイプです。

底があるため安定感が高く、小さな子どもに人気があります。

 

アームヘルパー(腕用浮き具)

腕に装着して補助的な浮力を得るタイプです。

ライフジャケットとの併用で、より安全性が高まります。

 

浮き具の選び方のポイント

年齢・用途に合ったものを選ぶ

幼児には、しっかりと体を支える「ボート型浮き具」がおすすめです。

ある程度泳げる子どもであれば、動きやすさを優先して「ドーナツ型」や「アームヘルパー」を選んでも良いでしょう。

 

浮き具だけに頼らない

浮き具は便利な反面、風や波に流されやすく、転落や溺水のリスクもゼロではありません。

使用中は常に保護者が近くで見守ることが前提です。

 

空気栓の構造と素材の耐久性を確認する

空気が抜けにくい二重バルブ構造や、破れにくい素材を使用した製品は安全性が高く安心です。

安価な浮き具は素材が薄く破損しやすいため、購入時は品質にも注意しましょう。

 

 

ライフジャケット・浮き具の正しい活用方法

ライフジャケット・浮き具の活用

ライフジャケット・浮き具の正しい活用方法をご紹介します。

 

着用前に必ずフィッティングを確認する

ベルトが緩んでいたり、サイズが合っていなかったりすると、思わぬ事故につながります。

装着後は大人がしっかりとチェックしてあげましょう。

 

水辺ではライフジャケットを優先的に使用する

浮き具よりもライフジャケットの方が脱げにくく、安定性があります。

とくに海や川などの流れがある場所では必ず着用させましょう。

 

ライフジャケットは陸地でも習慣化させる

子どもが嫌がらずに着られるよう、家で着ける練習をしておくのも良いでしょう。

水辺に来てから初めて着ると、違和感から嫌がる子もいます。

 

浮き具と併用することでより安全に

アームヘルパーやボート型浮き輪とライフジャケットを併用することで、浮力の補助ができ、より安全性が高まります。

 

 

おわりに

本記事では、子どもを守るための水難事故防止グッズとして、子ども用ライフジャケットと浮き具の種類や選び方のポイント、活用方法についてもご紹介しました。

子どもを水難事故から守るためには、正しい知識と備えが何より大切です。

ライフジャケットや浮き具は単に身につければよいというものではなく、サイズ・用途・安全性をしっかりと見極めて選び、正しく使うことが求められます。

楽しい水遊びを安全に楽しむためにも、水難事故防止グッズを正しく選び、活用していきましょう。

 

 

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