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水難事故を防止しよう!夏のレジャーを楽しむために大切なこと

2024/06/12 キッズ スイミング・水泳

水難事故を防止しよう!夏のレジャー

水難事故を防止

ゴールデンウィークから夏休みにかけて、水難事故が急増することをご存知でしょうか?

警察庁や海上保安庁では毎年、この時期の水難事故に対する警戒を呼び掛けています。

本記事では水難事故防止の内容として、夏のレジャーを楽しむために守るべき大切なことについてご紹介していきます。

 

夏季シーズンは水難事故に注意

1年の中でもとくに水難事故が多発するのが夏季シーズンです。

水難事故による死者や行方不明者は毎年多く、水による事故は「命に関わる事態になりかねない」ことを物語っています。

また、そのような水難事故はどのような場所で多く発生しているかご存知でしょうか?

水難事故による死者・行方不明者の割合を場所別に見てみると、「海」や「河川」が圧倒的に多く、「用水路」や「湖沼池」といった場所でも事故が確認されています。

その中でもとくに注意しておきたいのが、「河川での子どもの水遊び」です。

このような場所では重大な水難事故が多いと言われており、事故を防ぐためにはまず、海・川などの自然環境の特徴を把握しておくことが大切です。

それを知った上で事故につながりやすい場所や行為、そして対策を確認しておき、安全の範囲内で楽しむようにしましょう。

 

水難事故を防止するために大切なこと

水難事故を防止するために大切なこと

水難事故はさまざまな場所や状況で発生するものです。

そんな水難事故を防止するために大切なことをいくつかご紹介します。

 

立入禁止区域には入らない

「立入禁止」と案内された柵が立っている場所や有刺鉄線が張られている場所は非常に危険であるため入らないようにしましょう。

また、立入禁止区域に侵入することは法律で禁じられています。

そのため遊泳しようとする前に、必ず周辺の掲示物・標識などが無いかを確認しましょう。

 

危険な場所には近づかない

危険だと感じる場所にはなるべく近づかないようにしましょう。

たとえば海では岸に近い場所でも急に深くなる場所があったり、沖へ向かって潮の流れが急に速くなったりする場所があります。

また普段は安全であっても、天候や潮の満ち引きによっては危険な場所となることもあるため注意しなければなりません。

 

海・川が荒れている時は遊泳中止

海や川が荒れている・今後荒れると予想されている場合には、遊泳を中止しましょう。

とくに波が高くなっている海は非常に危険です。

天気予報を事前に確認しておき、海や川が荒れると予想される場合には、予定を変更するようにしてください。

 

単独での行動はしない

一人行動をしてしまうと事故に遭った場合に発見が遅れてしまうことが多いため、なるべく複数人で行動するようにしましょう。

また、万が一の時も異常に気づきやすくなるため、出かける際には家族に行先と帰宅時間を伝えておくことをおすすめします。

 

子どもから目を離さない

大人に比べると、子どもは危険察知能力が弱いと言われています。

ふとした拍子に足元を掬われ、沖に流されてしまったり溺れてしまったりすることがあります。

子どもと一緒の場合、子どもからは決して目を離さないようにしましょう。

 

体調が悪い時は無理をしない

体調が悪い時には、無理に水に入らないようにしましょう。

自分の体調を把握しておき、疲労や睡眠不足を感じる場合などは、決して無理をしないようにしましょう。

 

ライフジャケットはなるべく常時着用する

ライフジャケットの着用は、水難事故での生死を分ける要素と言っても過言ではありません。

とくに小さな子どもと一緒の場合は、必ず着用させるようにしてください。

水中で脱げてしまったり、膨張式のライフジャケットが膨らまなかったりといったことにならないよう、着用時に点検を行い、身体のサイズに合っているかも確認しておきましょう。

これを徹底すれば、重大事故につながる確率をぐっと下げることができます。

 

水難事故を減らすためのJSSの取り組み

水難事故を減らすJSSの取り組み

2005年より、JSSスイミングスクールではジュニアスイミングのカリキュラム内に「安全水泳」を取り入れています

「安全水泳」とは、水難事故から身を守る知識や技術の総称を指します。

すべてのスイミング施設で水に落ちた時の対処法や、初心者~上級者までの泳力に合わせた水難事故の回避法を指導しています。

また、水難事故のほとんどは着衣の状態で事故に遭遇していることも忘れてはなりません。

そのため、上級者グループでは「着衣水泳」も定期的に行っています。

「泳ぐのが得意!」という子どもたちも、服を着用しながらの水泳は動作が制限されてしまい、容易には泳げないということに気づかされるのです。

今後も「水難事故ゼロ」を目指し、スクールの生徒はもちろん、地域の方々にもこのような活動の重要性を知っていただき、取り組みを推進していきたいと思っております。

 

https://www.jss-group.co.jp/blog/14545

 

おわりに

本記事では水難事故防止の内容として、夏のレジャーを楽しむために守るべき大切なことについてご紹介しました。

水難事故は、一度起きてしまうと命に関わる重大な事態になりかねないものです。

海・川などの水辺にお出かけの際には、安全対策のポイントをしっかりと押さえた上でレジャーを楽しむようにしてくださいね。

 

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