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水中ウォーキングは陸上での散歩より効果が高いって本当?
水中ウォーキングは陸上より効果が高い
「有酸素運動を日々の習慣に取り入れたい」という方が増えています。
その際、簡単に始められる運動として、陸上での散歩やウォーキングを思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、「水中でのウォーキングの方がその運動効果は高い」とも言われています。
本記事では、水中ウォーキングは陸上での散歩より効果が高いのかという内容についてご紹介していきます。
水中ウォーキングの運動効果について
陸上での散歩に比べると、水中ウォーキングの運動効果は高いと言われています。
とくにリハビリや介護の予防にはその効果が得られやすいということから、高齢者向けの運動メニューの中に組み込まれ、水中ウォーキングの講習会が開かれるケースもあります。
陸上での散歩に比べると、水中ウォーキングは身体への抵抗が大きいため、その分運動効果も向上すると言われています。
そもそも「水」は、空気のおおよそ830倍の密度があり、陸上で歩くスピードと同じスピードで歩くと、最大28倍ほどの抵抗を受けるのです。
そのため、筋力アップが効率的に行えます。
具体的に数値として表して比べてみると、
- 1時間陸上で散歩をした時の消費カロリー:約150キロカロリー
- 1時間水中ウォーキングをした時の消費カロリー:約360キロカロリー
という結果が表れます。
同じ時間運動をした際の「運動効率」という面で注目すると、水中ウォーキングの方が陸上での散歩よりも優れているということが言えます。
もちろん、その分身体への疲労感は水中ウォーキングの方が高くなります。
そのため初心者の方は、初めから無理をし過ぎないということが重要です。
10~15分程度、水中をできるだけゆっくりのスピードで歩き続けて、慣れてきたらその時間を少しずつ長くとるようにしましょう。
陸上での散歩より水中ウォーキング?
陸上での散歩よりも水中ウォーキングがおすすめの理由を挙げてみましょう。
負担が少ないため身体を痛めることが少ない
陸上でのウォーキングでは、歩く度にどうしても膝や股関節、足首に負担がかかってしまい、人によっては痛みが伴ってしまうことがあります。
水中ウォーキングの場合、水と人体の比重がおおよそ1:1なので大幅に体重が減免されます。(身体の部位によって比重は変わります)
また、水中では体重が軽くなるため、同じ動き方で歩いても身体にかかる負担を大幅に軽減させることができるのです。
関節にかかる負担が少ないので、高齢者の方でものびのびと楽しめる安全な運動であると言えるでしょう。
また、転倒の心配がないのもおすすめポイントです。
脂肪燃焼効果が高い
人の身体の中には、身体の温度を一定に保つ「ホメオスタシス(恒常性)」という調節機能があります。
暑い時には汗を流す・寒い時には震えるという状態などは、このホメオスタシスの機能が働いている証拠です。
そのためプールなどの冷たい場所で身体を動かしていると、体内で熱を発生させる力が強いため、脂肪燃焼効果も向上します。
水中ウォーキングを行うことによって、短い時間でも熱を発生させようとする力が働き、多くのカロリーが消費されやすくなるのです。
「水中ウォーキング」「陸上での散歩」どちらが良い?
「水中ウォーキングか陸上での散歩、どちらの運動の方が良いのだろう…」と迷われることがあるかもしれませんが、正しい方法で継続して行っていれば、どちらの運動方法であっても結果は出ます。
初めは試しにどちらもやってみる、というのも良いかもしれません。
曜日・時間によって、水中ウォーキングと陸上散歩を分けて実施してみるのもおすすめです。
おわりに
本記事では、水中ウォーキングは陸上での散歩より効果が高いのかという内容についてご紹介しました。
「運動はしたいけれど、足腰に負担を掛けたくない」「○○日までに少しでも痩せたい」という方は、水中ウォーキングを日々の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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