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【スイミングスクール】水中ウォーキングで姿勢も改善しよう
水中ウォーキングは姿勢改善の効果も期待
スイミングスクールの水中ウォーキングを続けていたら猫背が改善したというケースは珍しくありません。
水中ウォーキングでは正しい姿勢を保つことが何より大切であるため、水中ウォーキングを継続していると姿勢が良くなることもあり得るのです。
本記事では姿勢が悪くなってしまう原因と、スイミングスクールの水中ウォーキングでどのようにして姿勢を改善することができるのかという内容についてご紹介していきます。
姿勢が悪くなるのは何故?
姿勢が悪くなってしまう原因として、どのようなものが考えられるのでしょうか?
日常生活での癖・習慣
姿勢が悪くなる原因がさまざまなものがありますが、その中でも「カバンを片方の手や肩でばかり持つ」「よく足を組んでいる」「首を長時間曲げてスマートフォンを見ている」「長時間前のめりになりながらパソコン画面を見ている」「高いヒールを履いていることが多い」「片足重心で立つことが多い」など、日常生活でのちょっとした動作が積み重なって歪みや姿勢の悪さが起こることがほとんどだと言われています。
運動不足
身体を動かしていないと筋力が落ちてバランスが悪くなってしまい、姿勢が崩れてしまう可能性が高まってしまうと言われています。
「インナーマッスル」と呼ばれるお腹部分の深層にある筋肉は、姿勢を保持する際によく働いています。
インナーマッスルが衰えてしまうことで、正しい姿勢を保つことが難しくなってしまうのです。
加齢
筋力が低下してしまうと、人間は楽な姿勢に逃げようとしてどんどん姿勢が前かがみになって倒れてきます。
前かがみになった状態で身体のバランスを保とうとすると骨盤が後傾になって、脊柱全体が硬くなってしまう状態になるのです。
性格や気分の落ち込みによるもの
元々性格が内気な方であったり、心が緊張したり気分の落ち込みがあったりする場合、無意識のうちに背中や首を丸めたような前かがみの姿勢になってしまう傾向にあります。
心の健康は身体にも表れてくることがあるのです。
以上のようなことが積み重なった結果、筋肉が固まったり弱まったり、左右のバランスが悪くなったりして正しい姿勢を保てなくなってしまいます。
姿勢を良くするには、日常生活の見直しを行う必要があります。
また側弯症や脊椎圧迫骨折などのような背骨の病気により、姿勢が変わってしまうということもあるでしょう。
悪い姿勢は身体にどんな影響があるの?
一般的に姿勢が悪い状態が続いていると、筋肉・関節への負荷が多くなり、肩こり・腰痛・関節痛といったものを引き起こしてしまいやすくなると言われています。
また高齢者の場合、背中が丸まってしまうことで姿勢が崩れ、転倒しやすくなったり、視界の悪さからケガをしやすくなってしまったり、気分の落ち込みがでてしまったりすることがあります。
良い姿勢を心がけることは若々しく見える上、健康面においてもメリットが多いと言われているのです。
そのほか、「頭皮・顔の皮膚がたるみ老けて見える」「筋力が衰えて太りやすくなる」「全身の血流が悪くなり疲れやすくなる」などの症状が表れることもあります。
悪い姿勢を確認する方法とは?
壁に背中をつけて立ち、顎を引いて胸を張るようにしましょう。
壁に後頭部・肩甲骨・お尻・かかとをつけて、腰の後ろの隙間部分に手の平が入る位の状態になるのが理想的な姿勢の目安だと言われています。
この際腰に手がすっぽりと入ってしまうのであれば、反り腰の傾向があり、頑張らなければ頭~背中を壁に付けることができないという場合は、猫背・首下がりといった傾向があります。
水中ウォーキングを続けることで姿勢は改善できる?
水中ウォーキングを続けていると姿勢の改善が期待できます。
そもそも、水中ウォーキングを効果的に行うには「正しい姿勢で行うこと」が重要であるとされているのです。
正しい姿勢で水中ウォーキングを行うことによって、全身にバランスよく筋肉がつき、身体全体の軸がずれにくくなるためです。
また、水中ウォーキングで姿勢を改善することで、実際の年齢以上に若返って見えるという嬉しい効果もあります。
逆に言えば、水中ウォーキングの姿勢が崩れてしまうと、身体への負担が大きくかかり、疲れが出やすくなるため、見た目も老けて見えることがあるのです。
水中ウォーキングでの正しい姿勢を保つには?
水中ウォーキングで正しい姿勢を保ち続ける際のチェック項目としては、横から見た時に「踵・膝・腰・肩・頭の部分が一直線上に並んでいるか」「お腹に力が入っているか」「肩の力を抜きつつも背筋は伸びているか」「視線を前方に向けられているか」の4つになります。
歩き出す際のチェック項目としては、「つま先から蹴りだして踵から着地しているか」「骨盤が足と一緒に前に出ているか」の2つになります。
水中ウォーキングをし始めた時は姿勢を保てていても、水中ウォーキングを行っていて疲れが出てくると上記で述べたこのポイントが崩れやすくなってくるのです。
身体に疲れが出てきていると思ったら、「他の人から見られた時に、綺麗な姿勢を保てているかどうか」を自分でも意識するようにしてみましょう。
また、姿勢を良くしようとし過ぎると腰を反れてしまうことがありますが、これは非常に危険です。
腰に余計な負担をかけてしまうことになるため、腰が反れていると思った時には姿勢をこまめに直すようにしてください。
あわせてお腹まわりに力を入れるように行うと、筋肉が正しく鍛えられ、ダイエット効果も得られます。
重心移動も正しい姿勢を保つポイントの一つ
さらに、「美しく姿勢が保てているか」というポイントに加えて、「重心移動がスムーズに行えているか」も意識してみましょう。
水中ウォーキング中に受ける水の抵抗は、姿勢が崩れる原因につながります。
正しい姿勢で取り組まないと、身体を痛めてしまうこともあります。
それを避けるために、「重心」を意識して移動することを心がけましょう。
上半身全体で水を押すようにしながら、少し前傾姿勢で手足と連動させて歩くようにします。
膝はできる限り高く上げるようにする
膝をできる限り高く上げるようにして水中ウォーキングを行いましょう。
太もものあたりを重点的に使って歩くようにイメージすると、膝を高く上げられるようになります。
膝を高く上げて歩行を行うことで、股関節周辺の筋肉がほぐれていくのです。
腰まわりの筋肉を効果的に使うと大腰筋が鍛えられ、股関節をぐんと伸ばすことができ、「骨盤のゆがみ改善」にもつながります。
他にも鍛えたい部位によってさまざまな歩き方とポイントがありますので、次回以降またお伝えいたします。
おわりに
本記事では姿勢が悪くなってしまう原因と、スイミングスクールの水中ウォーキングでどのようにして姿勢を改善することができるのかという内容についてご紹介しました。
正しい姿勢で水中ウォーキングを継続することによって、姿勢が改善されていき「姿勢美人」を目指すことができるのです。
また姿勢が正されると身体の歪み・癖が無くなり、全身の代謝が上がり、痩せやすい体質になっていきます。
姿勢を良くして骨や筋肉を正しい位置に矯正することで、身体の体幹が自然と鍛えられ老若男女問わずメリハリボディを手に入れることができるでしょう。
水中ウォーキングを行う際には、ぜひ「正しい姿勢」と「鍛えたい部位」を意識するようにしてみてください。
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