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【スイミングスクール】カナヅチさんが泳げない原因と克服法をご紹介!

2024/01/09 キッズ スイミング・水泳

スイミングスクール|カナヅチさんの原因

カナヅチさんの原因

 

スイミングスクールに通うことを検討されている方の中には、「カナヅチで泳げないから泳げるようになりたい」というお悩みを抱えている人もいます。

本記事ではスイミングスクールに通う際に覚えておきたい、カナヅチさんが泳げない原因と克服法についてご紹介していきます。

 

カナヅチの原因は何?

カナヅチの原因とは

カナヅチになってしまう原因としては、どのようなことが挙げられるのでしょうか?

 

水への恐怖心が強いため

多くの人々が水に対する恐怖心を覚えることは不思議なことではありません。

私たち人類の祖先は海の中から生まれてきたという説もありますが、

現代人は陸上で生活をしている動物であるため、犬や猫などの動物が本能的に水を怖がるのと同じように本能的に「怖い」と感じてしまうのは仕方がないことなのです。

しかし、小さな頃からプールや海、川などの水場で遊びながら水と触れ合っていくうちに、そんな恐怖心も薄れていくもの。

カナヅチさんで泳ぐことができないという人は、海・川・プールなどで泳いだ経験があまりなかったり、溺れかけた経験があったり、何かしらの「水に対するトラウマ」を抱えていることが多いです。

こういった恐怖心を持っているとスイミングスクールでプールに入るだけでパニックを起こし、顔や口を必要以上に水面上に出そうという姿勢になってしまいます。

その結果、浮力の低い足の方から“あっという間”に沈んでしまうのです。

 

「自分は浮けない・泳げない」という思い込み

前項でも少し述べましたが、「溺れかけた経験がある」「上手く泳げずに友達から笑われたことがある」というような経験をすると、「自分は泳げないのだな」と思い込んでしまうようになります。

しかし、それは大きな間違いです。

カナヅチの人というのは浮けない・泳げないのではなく、「自分は浮けない・泳げない」と思い込んでいるだけなのです。

体格によって差はあるものの人間は水との※比重がほぼ同じであるため「浮かない・泳げない」という人はほぼいません。

※比重とは、物質の密度とそれと同体積の基準となる物質(個体・液体の場合は水、気体の場合は空気を基準とします)の密度との比のことです。

この場合、人の身体の体積と同じ体積の水の重さがほぼ同じであるため、息を大きく吸い体積を増やすと水に浮くことができるということです。

少しのコツをつかむことで誰でも水に浮き、泳げるようになるものです。

自分で出来ない・無理と決めつけてしまうのは良くありません。

 

正しい泳ぎ方を知らない

「水への恐怖心はない」「努力すれば泳げるようになる」ということが頭では分かっていても、「なんだか上手く泳げない…」という場合、正しい泳ぎ方を知らないことが泳げない要因として考えられます。

何事においても正しい方法ややり方を教えてもらわない限り、上達することはできません。

正しい泳ぎ方を教わっていないと正しく泳ぐことができず、練習することもできません。

練習をしないとやはり泳ぐことができないため、上手に泳げるようになるにはまず「正しい泳ぎ方」を習得することが大切なのです。

 

カナヅチで泳げない人の特徴

カナヅチで泳げない人の特徴

カナヅチで泳げない人の特徴をいくつか挙げてみましょう。

 

息継ぎが上手くできない

カナヅチで泳げない人の特徴としてよく挙げられるのが、「息継ぎが上手くできない」ということ。

息継ぎのタイミングがつかめないことで、「呼吸をしたい」と思ってもタイミングが合わず、水を飲み込んでしまうという人が多いのです。

「呼吸」とは“息を吐いて吸う”こと!

肺の中の空気を吐かないことには新鮮な空気を吸い込むことができません。

先ずはしっかり吐くことを練習しましょう。

 

鼻から息をしている

また上手に泳ぐコツの一つとして「口から息を吸うこと」がありますが、カナヅチの人は鼻から呼吸をしようとして鼻に水が入ってしまいやすいという特徴もあります。

鼻から水を吸い込んでしまい、鼻の奥がキーンと痛くなった経験がある方も少なくないのではないでしょうか?

 

バタ足が苦手

「バタ足」を苦手としているカナヅチさんも多いでしょう。

バタ足が苦手な人の特徴は…

  • カラダを水平に浮かすことができずに腰から脚部が沈んでしまっているため抵抗が大きい姿勢となり、頑張ってバタ足を打っても進めない。

→肩の力を抜いて上半身や頭部をしっかり水中に沈めてみましょう。

腰がフワッと持ち上がりやすくなります。

  • 脚や膝、足首に力みがあり、バタ足の動作をしても水が上下に動くだけで推進力につながらない。

→膝と足首の力を抜いて腿から上下に動作しましょう。この時、膝は曲がって構いません。

足の甲にしっかり水圧が感じられるように蹴り込んでください。

うまくゆかないときにはプールサイドに腰かけて脚を上下動させて感覚をつかんでください。

https://www.jss-group.co.jp/blog/magazine/swimming-flutterkick

 

泳いでいる方向が分からない

泳げない人に共通していることの一つに「泳いでいる方向が分からなくなる」ということがあります。

泳げない人の中には水中でしっかりと目を開けておらず、自身がどの方向に向かって泳いでいるのか分からなくなってしまう方も多いです。

目を固くつむってしまうとプールの中は暗く、恐怖心が増してしまいます。

恐怖心から肩に力みが入り頭を大きく振らした泳ぎになってしまうことがあります。

目を開けずに泳ぎ続け、「まっすぐと泳ぎ続けることができずに斜めの方向に逸れてしまう」「泳いでいたらいつの間にか逆方向に進んでしまっていた」という経験をされた人もいるでしょう。

水中で目を開けるのが難しいという場合は立った状態で少しずつ目を開ける練習をしてみましょう。

しかし無理をせず、自分の顔に合ったサイズのゴーグルを使って練習することをお薦めします。

 

カナヅチを克服する方法

カナヅチを克服する方法

カナヅチを克服する方法をいくつかご紹介します。

 

まずは「顔を水につける」ことから始めよう

まずは水慣れをするためにも、顔を水につける練習を行いましょう。

息を止めて顔に水をつけるのですが、この際水を飲み込んでしまわないよう注意しなければなりません。

水から顔を上げた際、息をパッと吐き出すように吐くのがおすすめです。

この吐き出すタイミングを身体に覚えさせるようにしましょう。

 

水中ウォーキングで身体を水慣れさせる

水中ウォーキングでプール底に足をつけながら歩くことで、水に対する恐怖心を軽減しながら水慣れを行うことができます。

水の中で歩く感覚を心地よいと思うことができれば、水に対する恐怖心も薄れてきているはずです。

水中歩行が抵抗なくスムーズにできるようになってきたら、次は水中で息を吐く練習に続きましょう。

 

「バブリング」「ボビング」の練習

水中ウォーキングに慣れてきたら、水中で息を吐く練習に移っていきましょう。

上手に泳ぐには「水中で息を吐き出す」ことがなによりも大切です。

水中で息を吐く「バブリング」、そして、水上で連続して息を吐いて吸う「ボビング」を覚えるようにしましょう。

バブリングでは鼻から少しずつ息を吐くことで、鼻に水が入らないように練習していきます。

ボビングの方は水中に沈んだ状態から始め、水上に顔を出した時に口から息を吐き、吐ききった後に自然と空気が入ってくるのであれば成功です。

 

もぐる練習をしよう

もぐる練習をしよう

水に慣れてきたら、水中にもぐる練習を行っていきましょう。

最初から頭のてっぺんまでもぐることを目指すのではなく、少しずつもぐることを目指してください。

もぐる練習を行っていると「身体が浮く感覚」を自然とつかむことができます。

 

補助具(ヘルパー)を使ってみる

ヘルパーを使ってみる

腕や腰につけるような補助具(ヘルパー)を使ってみるという方法もあります。

補助具(ヘルパー)により浮力を得たり、重心の調整を行うことが出来ます。

※泳げない人は重心が胸のあたりにあることが多く下半身が沈んでしまいます。

補助具の装着により重心をおへその辺りまで調整することが可能になるのです。

補助具(ヘルパー)があるのと無いのとでは身体の動かし方も大きく変わるもので、スムーズにできない動きがあったとしても補助具(ヘルパー)を使うことで上手くできるようになることも。

水中で自分が思うような動きをできれば、泳ぐ楽しさは倍増します。

水に対しての恐怖心が緩和されれば、泳ぐことの楽しさを感じることができるでしょう。

 

おわりに

本記事ではスイミングスクールに通う際に覚えておきたい、カナヅチさんが泳げない原因と克服法についてご紹介しました。

スイミングスクールでは一人ひとりに合わせた指導で、水に対する恐怖心を除去するだけでなく、「泳ぐこと」の楽しさも教えてくれます。

水に対する恐怖心を取り去って、ぜひスイミングを謳歌してくださいね。

 

 

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