JSS Webマガジン
~ 子育て&健康・お役立ちコラム ~
子育て・健康・体力づくりに関する情報をお届け!
- JSSスイミングスクール トップ>
- JSS Webマガジン>
- 水が怖い?スイミングスクールでの水慣れ方法をご紹介
水が怖い?スイミングスクールでの水慣れ方法をご紹介
水が怖い?スイミングスクールでの水慣れ
水が怖いという子どもは意外と多いもの。
本記事ではそんな水が怖い子どもに向けた、スイミングスクールでの水慣れ方法についてご紹介していきます。
子どもが水を怖がるのはなぜ?
水を怖がってしまう理由として最も多いとされているのが、「お風呂場でのハプニング」によるものです。
「お風呂で湯船の中に落ちた」「シャワーの水が鼻・耳に入ってしまって苦しい思いをした」などの経験が、水に対するトラウマにつながってしまうことも多いのです。
大人にとってはそこまで気にならないハプニングであっても、子どもの場合は一度そういったことがあるとそれ以降、水に対しての苦手意識が出てきてしまうものなのです。
「水は怖いものである」という意識が刷り込まれてしまうと、毎日のお風呂でも恐怖が増してしまい、その傾向が強い場合にはお風呂以外の水も怖がるようになってしまいます。
とくに幼少期に芽生えてしまった恐怖というものは、心に染みついてしまうことがあるため克服にも時間がかかってしまう方が多いです。
スイミングを始めるなら水に慣れることから!
大切なのは、少しずつ水慣れをするということです。
夢中で遊んでいれば、顔に水がかかっても気にならなくなっていきます。
そうなれば、次は水に顔をつける練習を行いましょう。
もちろん初めから顔を全部浸けるのは難しいと感じるため、まずは口まで水を浸けるようにして、ブクブクと泡を出すようにしてみましょう。
子どもが楽しそうにしていたら、今度は鼻まで水が浸かるようにします。
このようにして顔を少しずつ浸けていくことで、顔を水に浸けた場合でも平気であると感じるでしょう。
子どもが楽しんでいる時は基本的にリラックスしている状態であるため、パニックになり水を飲み込んでしまう可能性も低いと考えられます。
水で遊ぶと楽しいという経験を積み重ねていくうち、恐怖心も少しずつ和らいでいくことでしょう。
水慣れ方法をご紹介
楽しみながらできる水慣れ方法をいくつかご紹介します。
ぞうさんジョウロを使う
象の形をしたジョウロを使って、シャワーのように上から水をかけてあげましょう。
シャワーのように水が勢いよく出てくるので、いつもと違う感覚を楽しみながら水に触れることができるでしょう。
「雨が降ってきた!」と声掛け
水をかけてあげる際に「あ!雨が降ってきたよー!」と声掛けをして、子どもの楽しい気持ちを盛り上げてあげましょう。
水を入れたバケツを子どもに持たせるようにし、子どもにやらせてあげるという方法もおすすめです。
お父さん・お母さんにかけて遊びながら、自分自身も水がかかり、自然に水慣れができるようになるでしょう。
「卵を割ります!」
水を入れたバケツを2つ合わせてくっつけるようにし、「卵を割ります!」と言って子どもの上でバケツを2つに割りましょう。
水が勢いよく身体にかかり、楽しくなって大笑いする子どもも多いです。
脇を持ってプールの中でゆらゆら揺れる
少し水慣れしてきた子どもであれば、保護者の方が子どもの脇を持ってプールの中に入り、水の中でゆらゆらと揺らしてあげてみましょう。
保護者の方に支えられているため、安心しながら水の浮力・抵抗といったものを感じることができます。
おわりに
本記事では水が怖い子どもに向けた、スイミングスクールでの水慣れ方法についてご紹介しました。
水が怖いという子どもに対して、無理やり水遊びをさせるといったことは避けるのがベターです。
「楽しい思い出に塗り替えれば水嫌いも克服できるだろう」と思われがちですが、普段行くことができない場所・慣れない場所であると緊張が増してしまい、より水に対しての恐怖心が増してしまう可能性が高いのです。
徐々に水に慣れていくことができるよう、ご紹介した方法を少しずつ試していってみてくださいね。