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水中ウォーキングで身体の気になる「むくみ」を解消しよう!

2023/11/30 スイミング・水泳 健康 大人

水中ウォーキングで気になるむくみを解消

気になるむくみを解消

「むくみが取れず身体が重い感じがする…」「顔がむくんでもったりとした印象になる…」など、身体の「むくみ」に関するお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?

本記事では水中ウォーキングで身体の気になる「むくみ」を解消する方法や、そもそもむくみとはどのようなものなのか、詳しい内容についてご紹介していきます。

 

身体の「むくみ」とはどのようなもの?

身体のむくみとは

身体の「むくみ」とは、細胞皮膚下にある皮下組織に水分が余分に溜まってしまった状態を意味します。

細胞と細胞の間には「細胞間質液」という液体があるのですが、これが通常より多くなってしまうと身体がむくむと言われています。

この細胞間質液が増えてしまうのは、血管から水が多く染み出してしまったり、血管・リンパ管に吸収される水分量が減ったりすることが原因として考えられます。

むくみは基本的に身体のどのような部分でも起こるものですが、心臓から遠く、重力の影響を受けてしまいやすい足はとくにむくみやすい傾向にあると言います。

とくに足の筋肉を動かす習慣があまりなく、筋肉量が少ないという人ほど足がむくみやすくなります。

寝たきりの状態でも同じことが言え、顔・背中部分にむくみが起こりやすくなってしまうのです。

ただこのむくみは一過性のものが多く、一晩経つと元に戻るようであれば問題ありません。

しかし、「むくみが何日も取れない」「どんどんむくみがひどくなっているような気がする」という場合は、心臓や肝臓などに異常が起きている可能性もあるため、一度医療機関を受診されることをおすすめします。

 

むくみが起きる原因

むくみが起きる原因

むくみが起きる原因として代表的なものをいくつかご紹介します。

 

長時間同じ姿勢でいる

立ちっぱなしの仕事やデスクワークをしている方はとくに、むくみを感じやすいのではないでしょうか?

長時間同じ姿勢のままでいると、むくみやすくなってしまいます。

血液循環が悪くなることで、血管から水分が多く流れ出ていってしまうためです。

流れ出した水分は重力の影響で下肢に溜まってしまうため、脚がむくむということになるのです。

 

運動不足

習慣的に運動を行わない、運動不足の方はむくみやすいとも言われます。

運動不足になると筋力が落ち、血行が悪化しやすくなるのです。

血行が悪くなると血液から水分が流れ出すので、どうしても身体がむくみやすくなってしまうのです。

 

過剰な水分・塩分摂取

むくみが起きてしまう原因の一つとして、水分・塩分の過剰摂取も挙げられます。

水分を過剰摂取すると身体の水分量が急増し、増加した分が血管外に染み出してしまい、むくみにつながってしまうのです。

また、同様に塩分を摂り過ぎてしまうこともむくみの原因となります。

人の身体は体内の塩分濃度を一定の基準に保とうとする働きがあるので、塩分を過剰摂取すると身体がその濃度を薄めようとして水分を溜め込んでしまいます。

この働きが体内の水分量を増加させ、むくみになってしまうのです。

 

身体の冷え

身体の冷えにより、むくみが生じてしまうこともあります。

身体が冷えると血行が悪くなり、血管から水分が染み出し、むくみが生じやすくなると言われています。

また、身体が冷えると筋肉も硬くなる傾向にあります。

この影響を受けて、血液の循環を助ける働きが弱くなってしまうことがあります。

そのため、身体が冷えてしまうとむくみにつながりやすくなってしまうのです。

 

アルコール

アルコールを摂取し過ぎてしまうと、むくみが生じてしまうことがあります。

飲み過ぎた翌朝には、「顔がものすごくむくんでしまった…」という経験をされた方も居られるのではないでしょうか?

アルコールを摂取し過ぎてしまうと、血液中のアルコール濃度が上がってしまい、血管が広がってしまう傾向にあります。

血管が急激に広がると静脈・リンパ管などの水分処理が間に合わず、血管から水分が染み出してしまい、むくみが起きるのです。

 

女性ホルモンの変動

女性の場合は生理周期に伴う女性ホルモンの変動により、むくみが起こることがあります。

排卵期後、女性ホルモンである「プロゲステロン」の分泌量が増加することが原因だとされています。

 

妊娠・出産

妊娠中や出産後にむくみが起こることもあります。

妊娠中のむくみはおなかが大きくなり、下半身の血液を集める足の付け根にある血管を赤ちゃんの重みで圧迫するため、血行が悪くなり足がむくみやすくなります。

 

病気

心臓・腎臓・肝臓などの病気が原因でむくみが引き起こされることもあります。

何日もむくみが取れない場合・むくみが日に日にひどくなっていく場合は病気が潜んでいる可能性もあるため、なるべく早く医療機関を受診するようにしましょう。

 

むくみの解消法

むくみの解消法

ここからはむくみの解消法についていくつかご紹介します。

 

マッサージ

むくみの解消にはマッサージが有効的です。

マッサージを行う際は専用クリームやオイルを使って、血液やリンパ液が正常に流れることを意識して行うようにしましょう。

基本的には心臓から一番距離がある足先から始め、徐々に心臓部に近づけるようにマッサージしていきます。

 

ストレッチ

ストレッチもむくみの解消に有効です。

中でも、ふくらはぎの筋肉をつま先立ちの状態でかかとを動かすストレッチがおすすめです。

上げ下げすることで、ふくらはぎの筋肉部分がポンプの役割を果たし、血液の巡りを良くするため、むくみ解消につながります。

ふくらはぎのストレッチは座った状態でも行えます。

まず、座った状態で、床から両足のかかとを浮かして上げ、戻して床に足の裏をつけるようにします。

その次に両足の爪先を上げ、再度戻して床に足の裏をつけます。

この動作を繰り返し行いましょう。

 

入浴

お風呂に入って身体を温めると血液循環が良くなり、むくみ解消につながります。

加えて湯船に浸かることで、適度なお湯の水圧を受けるため身体に溜まった余分な水分を流してくれます。

 

足を上げる

いつでも簡単に行えるむくみ解消法であるのが、「足を上げる」ということ。

重力の関係から水分はどうしても身体の下肢に溜まりやすいため、適度に足を上げることでむくみにくくなるのです。

「ベッドに横になっている時に足を上げてみる」「床に寝転んで椅子に足を乗せてみる」など、心臓よりも足の位置を高くすることを意識してみましょう。

 

「水中ウォーキング」もむくみ解消におすすめ!

水中ウォーキングでむくみ解消

重力や水圧の関係から、水泳はむくみ解消としておすすめされています。

しかし泳ぐことだけでなく、水中ウォーキングや水中エアロビクスなど、水中で行えるエクササイズもむくみ解消として有効なのです。

水中では冷たい水温や浮力、水の抵抗などを感じます。

そのため、たとえば水中ウォーキングを行うことで陸上を歩行する2倍程度の運動強度を得られると言われています。

水の中で受ける水圧による抵抗は歩きづらさを感じるかもしれませんが、身体に程よい刺激を与え、血液循環を促してくれるのです。

 

おわりに

本記事では水中ウォーキングで身体の気になる「むくみ」を解消する方法や、そもそもむくみとはどのようなものなのか、詳しい内容についてご紹介しました。

「むくみ」が残り続けると、身体のいたるところが重だるく感じてしまうため、なるべく早く解消したいところです。

水中ウォーキングを取り入れることで無理な運動をせずとも、楽しく健康的にむくみ解消につなげられるため、スイミングスクールでの日々の習慣としてぜひ取り入れてみてください。

 

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