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【スイミングスクール】子どもの水泳が上達するためのコツについて

2023/10/27 キッズ スイミング・水泳

スイミングスクール|子どもの水泳が上達

子どもの水泳が上達

「水泳の練習を頑張っているのになかなか上達しない…」と悩むお子様も多いのではないでしょうか?

本記事では、スイミングスクールに通う子どもの水泳が上達するコツについてご紹介していきます。

 

上手に泳げない原因は何?

上手に泳げない原因

そもそも、上手に泳げない原因にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

体に力が入ってしまっている

「水を飲まないようにしよう」「沈まないようにしよう」と意気込んでしまうと、体に力が入ってしまうことがあります。

この意気込みがかえって体の重みにつながり、水中でも沈みやすくなって上手く泳ぐことができない原因につながることがあるのです。

体の力を抜いてできる限りリラックスした状態でないと、上手く泳ぐことは難しいでしょう。

また、「姿勢が悪くなっている」のも水中で体が沈んでしまう原因につながることがあります。

猫背気味だったり巻き肩になっていたりする場合には、正しい姿勢を意識してみましょう。

 

息を吐ききっていない

「息継ぎが上手くできない…」という子どもも多いもの。

「息を吸うことが上手くできないのかな?」と思いがちですが、実は吸うよりも「息を吐くこと」の方が難しいことをご存じでしょうか?

しっかりと息を吐く事で少しの時間でも一気に息を吸うことができるようになります。

 

水泳が上達するためのコツを知っておくべき理由

水泳が上達するコツを知る

 

水泳が上達するコツは、やはり練習を何度もすること。

しかし、ただ練習するのとコツを掴んで練習するのとでは上達の差が生まれてしまうもの。

また、なかなか上達しない子どもの中には「そもそも水が苦手」という子どももいます。

そういった子どもは、水泳をする際に体が緊張してしまい、水泳がなかなか上達できないということになるのです。

そのため、まずは水深調整台の上で「はいはい」の姿勢で進んだり、水中に入って足が着く状態でウォーキングを行うようにしましょう。

次にその状態で手を伸ばしながら、「水に顔を浸ける・出す」そして「ブクブク・パァ!」と呼吸を繰り返して息継ぎの練習を行います。

「地面に足が着いている」という安心感を持たせるようにしてから、泳ぎ方を練習することで、それまでよりも上達スピードが上がることがあるのです。

 

水泳が上達するためのコツ

水泳が上達するためのコツ

水泳が上達するためのコツをご紹介します。

 

少しでも多く練習する

水泳を上達させるためには、1週間に1度でも多く練習する必要があります。

1週間に1回でも多く、泳ぎに関しての改善点を意識しながら練習を行うことで、正しい泳ぎ方を身に付けることができるためです。

 

水泳選手の泳ぎを参考にする

上達してきたお子さんには水泳選手の泳ぎ方の動画を見ることで、「正しい理想的な泳ぎ方」のイメージを残すことも大切です。

※YouTube動画などでもトップ選手の泳ぎを確認することができます。https://youtu.be/WU_g1KbVqbs

 

スイミングスクールで水泳を練習する際に、その泳ぎ方を思い出してイメージしてみること・真似ることで上手く泳げるようになることもあるためおすすめです。

また、潜在意識として「なりたい姿」を刷り込ませるという効果もあります。

こうすることで脳はその姿を「実現させよう」とするため、目標達成に近づけられるのです。

 

ノートに練習内容や結果などを記録しておく

水泳後に「今日の練習内容」「コーチから指摘されたこと」「自分で意識してみたこと」などを記録しておくのも良いでしょう。

記録しておくことで、自身の練習内容について振り返ることができ、客観視することで改善点が見つかることがあるためです。

 

水泳の基本動作を押さえる

水泳の基本的な動作が間違っていたことで、なかなか上達できないという場合もあります。

正しい泳ぎ方のフォームを確認し、身に付けなければ水泳を上達させることは難しいと言えます。

 

・「けのび」の姿勢

まずは「けのび」の正しい泳ぎの基本姿勢を身に付けましょう。

正しいけのびの姿勢を身に付けるには、腕を水面近くに伸ばし、軽く両掌をあわせます。

前に伸ばした両腕の間に顔を入れ「脱力した気をつけ」の姿勢で浮きます。

この時、両腕で軽く耳を挟み、頭頂部で水を切るイメージで壁を蹴ってみましょう。

脚が沈んでしまう場合は更に顔を深く沈め、両腕も軽く水面下に沈めると水平姿勢が維持しやすくなります。

 

・「バタ足」の基本動作

バタ足の基本動作

バタ足は膝や足首を真っすぐ伸ばしたまま上下動させるイメージの方が多いのではないでしょうか?

しかし膝や足首の曲がらないキックは疲れるばかりで前に進みません。

膝や足首の力を抜き、股関節から上下動させてみましょう。

はじめはプールサイドに腰かけて自分の目で動作を確認しながら「ゆっくり」上下動させます。

慣れてきたら足の甲に重く水圧を感じられるよう、そして速く動かせるように練習を進めます。

その後、プールサイドに軽く指を掛け、身体を浮かせた状態で同じ動作を行います。

これも慣れてきたら壁から離れ、自分で進めるようにステップアップして行きましょう。

脱力した水平姿勢と、水面下で腿から爪先までしなる(・・・)ような上下動が理想です。

バタ足の基本動作②

 

4つの泳ぎ方の各ポイントを押さえよう!

4つの泳ぎ方の各ポイント

スイミングスクールで習得したい、4つの泳ぎ方のポイントをそれぞれご紹介します。

 

クロール

基本の泳ぎ方である「クロール」は、4つの泳ぎ方の中でも最もスピードが速く出る泳ぎ方だと言われています。

クロールは、「バタ足」「交互に腕をまわすストローク」「ストロークと同時に体の傾き(ローリングと言います)に合わせ呼吸動作を行う」という3つの動作を組み合わせて行います。

 

平泳ぎ

「平泳ぎ」は4つの泳ぎ方の中でも、最も楽な泳ぎ方だと言われています。

長い距離をゆっくり泳ぐときには平泳ぎがおすすめです。

平泳ぎは、足裏で水を蹴って推進力を得ます。

「膝を曲げて足を引き付ける」「つま先を横に向け足裏で水を蹴る面をつくり、丸くけりだす」」「円を描くように両腕を外→内に回して水を後方に運び、素早く体の前に伸ばす」「手をかくタイミングで呼吸動作を行う」という4つの動作を組み合わせて行います。手の動作と脚の動作を交互に行なう事で途切れのない推進力を生みだします。

 

背泳ぎ

「背泳ぎ」は仰向けの状態で進むため、呼吸動作が水面上で行える泳ぎ方です。

多くのスイミングスクールでクロールを習得したあとに背泳ぎの練習に入ります。

背泳ぎは、「バタ足」「交互に腕をまわすストローク」という2つの動作を組み合わせて行います。

「バタ足」はクロールとほぼ同じ動作ですが、膝やつま先が大きく水面上に出過ぎないように打ちます。

「ストローク」は体が上下動しないように頭上のキャッチポイントから腿の横まで同じくらいの深さで水が運べるようにしましょう。

 

バタフライ

見た目が美しいため憧れる方も多い多いのですが、習得するのが最も難しいと言われるのが「バタフライ」です。

豪快な腕の動作が特徴的ですが、中でも重要なのは「キック」です。

バタフライは、4つの動作を組み合わせて行います。

  1. 両脚をそろえ、お尻→足首まで流れるようなうねりをつくる
  2. 1回のうねりの中で2回キックを打つ
  3. 両腕を揃え1回目のキックの後で勢いよくストロークをはじめ水を後方に運ぶ※かき終わりと同時に呼吸動作に入る
  4. 2回目のキックのタイミングで水面上から両腕を戻し、伸びをとる

 

以上4つの泳ぎ方をご紹介しましたが、どの泳ぎ方にも共通しているのが「泳ぐ姿勢や動作のタイミング」です。

「どのタイミングでどのように足や腕を動かすのか」「どのタイミングで息継ぎをするのか」など、理解していなければ実際に泳ぐことはできません。

「まずは陸上で泳ぎの動作をシミュレーションし、その後実際に水中で泳いで確認する」という流れで練習してみてください。

 

おわりに

本記事では、スイミングスクールに通う子どもの水泳が上達するコツについてご紹介しました。

水泳の練習方法や姿勢、水泳に対する意識を少し変えるだけで、小さな子どもであってもみるみるうちに水泳が上達することもあります。

少し難しい解説もありましたが、子どもが水泳に対してマイナスイメージを持ってしまう前に、少し変化を取り入れて水泳を「楽しいもの」「やりがいのあるもの」に変えていけるようにしましょう。

 

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