腰痛持ちさんの運動には水中ウォーキング

効果的な運動を行うことで腰痛の改善が期待できると言われています。

また、腰痛を予防することにもつながります。

本記事では、腰痛持ちさんの運動には水中ウォーキングがおすすめの理由についてご紹介していきます。

腰痛の原因

腰痛の原因は人によってさまざまです。

日常からの意識で痛みを予防できるものもありますが、病気による腰痛もあります。

長期間痛みが引かない場合、自己判断は危険であるため、必ず医師の診断を受けて適切な対応をとるようにしましょう。

日常で繰り返し行われる動作によるもの、姿勢

長時間同じ姿勢で立つことや座ることや不自然な姿勢などは、腰への負担となってしまいます。

たとえば女性用の日本式トイレであれば、しゃがむ体勢になった時に腰に負担がかかってしまいます。

骨・筋肉の衰え

筋力が低下し、背骨を支える力が低下してしまうと、背骨にかかる負担も大きくなってしまいます。

とくに腰まわりの筋肉・腹筋・お尻の筋肉・太ももの筋肉などが背骨を支える力となっているため、筋力の衰えを予防する必要があるのです。

人の身体構造の問題

人の一生のなかで、おおよそ半数以上の方が実際に腰痛を経験すると言われています。

2本脚で歩くということ自体が、背骨の関節部分に大きく影響してしまうのです。

病気が原因となっているもの

ウイルス感染で起きる発熱によるもの、子宮に関する病気、胃や腎臓の病気、骨・脊髄・筋肉の病気など、さまざまな病気が原因となり腰痛が引き起こされていることもあります。

腰に負担がかかりやすい運動はNG！

腰まわりの筋肉を運動によって鍛えようとして、いきなり激しい運動を行うのはNGです。

また、腰痛改善にはどのような運動でも効果があるというわけではありません。

運動の種類により、かえって腰痛を悪化させてしまうこともあるため、注意しなければなりません。

腰を急激に捻る動作があるなど、「腰に負担がかかりやすい運動」は避ける方が良いでしょう。

野球・ゴルフ・ダンスといったものはとくに腰を捻る動きがあるため、あまりおすすめできません。

そのほか、テニス・バトミントン・バレーボールといったものは、瞬間的に大きな力が腰にかかる動作があるため、無理はしないように注意しましょう。

腰痛持ちさんこそ「水中ウォーキング」がおすすめ

腰は身体の中心部にあり、上半身を支える大きな部分です。

しかし体重のほとんどが腰にかかっているにも関わらず、腰を支えるのは背骨しかありません。

その腰まわりを補っているのが腹筋軍群や背筋群ですが、それらが弱ってしまうと腰にかかる負担がさらに大きくなってしまい、やがて腰痛が引き起こされてしまいます。

腹筋・背筋は「天然のコルセット」と言われる所以はここにあります。

腰痛を防ぐためには運動が必要ですが、腰に大きな負荷がかかる運動はおすすめできません。

そういった意味で言うと腰痛持ちさんこそ、水中で行う「水中ウォーキング」の動作が適していると言えるでしょう。

プールで行う水中ウォーキングの動作は、陸上で行う通常のウォーキングに比べると浮力により重力から解放されるため、足や腰に負担がかかりにくい上、水の抵抗によって少し動くだけでも運動量をしっかりと得ることができるためおすすめなのです。

おわりに

本記事では、腰痛持ちさんの運動には水中ウォーキングがおすすめの理由についてご紹介しました。

腰痛持ちさんであっても、水中でバランスを取りながら歩くだけで腰痛改善が期待できます。

プールでの運動は腰への負担を減らしつつ、腰痛を改善できる効果が期待できます。

その中でも水中ウォーキングは、無理なく継続できる運動として腰痛持ちさんの間でも人気があるため、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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