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【スイミングスクール】水泳で冷え性を改善できるって本当?

2022/03/23 スイミング・水泳 健康

【スイミングスクール】水泳で冷え性を改善

水泳で冷え性改善

 

冬場の季節になると身体の「冷え」に悩まされる方も多いと言います。

水泳は冷え性の改善に効果的であるとされており、実際にスイミングスクールに通っている子どもたちは「冷え性」の体質を持っていないことが多いです。

本記事では冷え性になる原因や、水泳で冷え性を改善できる理由・効果についてご紹介していきます。

 

冷え性の原因とは?

冷え性の原因

 

冬場の季節に手先・足先が冷たくなってしまうという経験は、ほとんどの方がされているのではないでしょうか?

しかし気温によって冷えが起きてしまうのではなく、元々、手足の先端が温まりにくい「慢性的な冷え」を体質として持っている方もいます。

このような、常に身体が温まりにくい体質のことを「冷え性」と言います。

冬場に限らず夏場であっても身体が冷える・身体が冷たく感じるなどの症状も冷え性に当てはまります。

そんな冷え性は、本来働いていなければならない「体温調節機能」がきちんと働いていない状態であり、考えられる原因としては下記が主なものになります。

 

自律神経が乱れている

 

不規則な生活習慣・ストレスによって、体温調節の命令を出す「自律神経」の機能が乱れてしまいます。

また室内で空調が効いており、身体がそれに慣れてしまうと、室内・室外での温度差が激しくなってしまうため、自律神経が上手く働けなくなります。

このようなことから、夏場であっても冷え性になってしまうことがあります。

 

筋肉量が少ない

 

男性と比較すると女性は筋肉量が少ないため、筋肉運動によって生じる「血流量・発熱量」も比例して少なくなってしまうということもあります。

これが、とくに女性に冷え性の方が多い原因の一つでもあります。

女性に限らず運動不足の方も同じくして筋肉量が少ないので、どうしても身体は冷えやすくなるでしょう。

 

血流が滞りがち

 

元々、貧血や低血圧といった血管系の疾患がある方は、血液循環があまり良くなく、冷え性になりやすいと言われています。

 

女性ホルモンが乱れている

 

「ストレスが多い生活をおくっている」「更年期になった」ことによって、女性の心身のバランスをコントロールしている女性ホルモンの分泌が乱れるようになり、血行が滞ってしまうことがあるのです。

 

皮膚感覚が乱れている

 

少し小さめの服・下着、靴などを着用することで身体を締め付けてしまうと、血行が滞って皮膚感覚が麻痺してしまい、寒さを感じにくくなってしまうことがあります。

このため、体温調節の指令が伝達されにくくなってしまうのです。

 

男女で違いがある冷え性の違い

男女で違いがある冷え性の違い

 

男女で違いがある冷え性の違いについてご紹介します。

 

女性の冷え性

女性は男性に比べると筋肉量が少なめで、脂肪が多いという特徴があります。

筋肉は体温上昇に大きく役割を及ぼすため、筋肉量が少ないとその分冷えやすくなると言われています。

加えて女性の場合、温まりづらい性質を持つ脂肪が多いため、冷えが起こりやすくなると言われています。

女性の腹部には卵巣・子宮といったものがあり、基本的に腹部の血流はあまりよくありません。

内臓が冷えてしまうと冷え性を引き起こしやすくなります。

また月経時の血液不足によって血液が手足などの末梢部分まで運ばれにくくなり、熱が届きにくくなるため、身体の冷えの症状が出るようになります。

さらにホルモンバランスが変化すると、自律神経も乱れて身体が冷えやすくなります。

そのため更年期に入り、冷えの症状が初めて現れたという女性も少なくありません。

そのほか、締め付け感の強い下着・衣類着用によって血行不良となったり、寒い場所でスカートを穿いて下半身が冷えたりすることで、冷えにつながることもあります。

 

男性の冷え性

どちらかと言うと冷え性は女性に多い傾向がありますが、男性であっても冷え性になる可能性はゼロではありません。

男性であれば加齢によって生じる筋肉量低下・臓器老化によって基礎代謝が下がってしまい、冷え性になってしまうケースも少なくありません。

男性の冷えは末端部分の冷たさに限らず、腰痛・肩凝り・頻尿などの症状によって気づく場合もあります。

 

冷え性の種類

 

冷え性の種類を4つご紹介しましょう。

 

四肢末端冷え型

10~20代の女性に多いのがこちらの冷え性です。

このタイプの冷え性は、過度なダイエット・栄養不足といったものが原因となっていることが多いです。

まずは内臓を温めるということを意識して行うようにし、お腹・腰といった部分の保湿を心がけて身体全体に温かさを広めるようにしましょう。

 

下半身冷え型

姿勢の悪さ・長時間のデスクワークが原因となって起きやすいのがこちらのタイプです。

詳細には骨盤のゆがみによって下半身が血行不良となり、冷え性になってしまうというものです。

入浴・下半身浴・ストレッチを行うようにし、代謝アップを目指しましょう。

 

全身冷え型

基礎代謝低下が原因となり、身体全体が冷えてしまうタイプを指します。

倦怠感・風邪のひきやすさ・お腹の壊しやすさといった症状が見られます。

冷え性の自覚がない場合もありますが免疫力低下が見られることもあるため、見逃すことなく対処するようにしましょう。

 

内臓冷え型

自律神経異常が原因となって手足の血管の収縮ができなくなってしまい、血液が内臓にも行き届かなくなっているため、内臓が冷えてしまうタイプを指します。

こちらは主にストレスが原因となって起きやすい冷え性であると言われています。

身体を温める食べ物を摂取することによって、内臓の冷えを予防することが大切です。

 

冷え性改善につながる日常活動

冷え性改善につながる日常活動をご紹介します。

 

朝起きたらコップ1杯の水を飲む

朝起きたらすぐに「常温水」をコップ1杯分飲むようにしましょう。

体温よりも低い水を飲むことによって、身体が冷えずに済みます。

ただ水を飲み過ぎる・冷たすぎる水であると胃腸に負担がかかってしまうこともあるため、適度に冷えた常温水をコップ1杯分、味わいながら飲むようにしましょう。

 

身体を温める食材の摂取を心掛ける

食材を購入する際には、玉ねぎ・かぼちゃなど身体を温めてくれる食材を積極的に選ぶようにしましょう。

お昼ご飯にお弁当を持参しているという方は、料理の味付けとして生姜や黒砂糖を使用してみるのもおすすめです。

匂い・衛生といったものを気にすることなく、身体を芯から温めてくれる食材であるためです。

 

水泳は冷え性を改善することができる?

スイミングスクールで冷え性改善

 

水泳を続けることで身体が冷えにくくなると言われています。

水泳で身体全体の筋肉を動かすことで血行促進につながり、リンパの流れが改善されます。

また、適度な有酸素運動は筋肉中の毛細血管(血管の95%もの割合)の活性化に効果的です。

結果的に身体の新陳代謝も上がるため、身体の中枢部分はもちろん末端部分まで血が行き届き、冷え性を改善させることができるのです。

スイミングスクールのプールの水温は30℃前後くらいと、人の体温より少し低く設定されています。

少し冷たさを感じる水の中で身体全体を動かすことで、身体の体温を高める機能が自然と活性化されると言われています。

このようなことから、水泳は代謝向上・冷え性対策として非常に効果的なのです。

 

おわりに

 

本記事では冷え性になる原因や、水泳で冷え性を改善できる理由・効果についてご紹介しました。

冷え性は、本来働かなければならない体温調節機能がしっかりと働いていない状態を指しているということが分かりました。

スイミングスクールに通って身体全体の筋肉を効果的に動かし、血行促進・新陳代謝向上・リンパの流れを改善して、身体の中枢部分に限らず末端部分まで血が行き届くようにしましょう。

 

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