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スイミングスクールに通っていると免疫は向上するの?
スイミングスクールに通うと免疫は向上?
「子どもをスイミングスクールに通わせていたら、風邪をひかなくなった」という声を耳にすることがあります。
本記事では、スイミングスクールに通っていると免疫は向上するのか、という内容について詳しくご紹介します。
スイミングスクールに通うと免疫が向上する理由
スイミングスクールに通うことで免疫が向上する理由をいくつかご紹介します。
有酸素運動と筋力トレーニングの要素があるため
水泳は有酸素運動と筋力トレーニングの要素をあわせもっています。
有酸素運動は正しい呼吸を行いながら運動するため、体の隅々に新しい空気を取り入れることができます。
こうすることで免疫細胞の活動が活発になり、身体の免疫力が向上すると言われています。
また筋力トレーニングの効果がある水泳を行うことで、筋力が向上します。
筋量の増加によって基礎代謝量も上がるため、免疫力がアップするのです。
精神状態が向上するため
重力の掛からない水泳は、関節や骨格に負荷を与えずに運動をすることができます。
またこのような有酸素運動を無理なく続けることで、ストレスの緩和や解消にも効果があるとされています。
身体の健康と精神状態はかなり密接な関係にあると言われており、精神状態の安定が免疫力向上につながるのです。
心肺機能が向上するため
水泳は陸上競技とは異なり、呼吸することがある程度制限されてしまいます。
しかしこの呼吸を制限されることこそ、最大酸素摂取量を向上させるのに有効なのです。
最大酸素摂取量とは、1分間に体重1kgあたりに取り込むことができる酸素の量です。
取り込む酸素量が多いほど身体を長い時間動かすことができます。
水泳はエネルギー消費が激しい全身運動でもあるため、酸素運搬も活発に行われ、心臓機能が向上すると言われています。
そうすると必然的に肺機能も向上します。
心肺機能の向上によって、心身ともに状態が安定するので風邪をひくことも少なくなるでしょう。
体温調整能力が向上するため
水中スポーツである水泳。
室内での温水プールであっても、基本的には人間の体温より低くなっています。
水中運動を習慣づけることで、プールの水に体温が奪われることに対し、体温を保とうとする体温調整能力が向上していきます。
体温を保つことができる能力が高くなることで、環境の変化にも強くなり、免疫がアップすると言われています。
逆効果にならないように気をつけることは?
水泳は免疫を向上させることができるスポーツだと言われています。
しかし、場合によってはそれが逆効果につながってしまうこともあります。
以下に気をつけるべきポイントをいくつかご紹介していきます。
体調を崩している時には行わない
体調を崩している時に水泳を行うと逆効果となってしまいます。
体調を崩している時は免疫力も低下している可能性が高いためです。
そのような場合に運動を行ってしまうと疲労感が増し、免疫力をさらに低下させてしまうのです。
体調の悪化にもつながるため、体調を崩している場合は無理せず休むようにしましょう。
寒い時期のスイミングスクール後はきちんと全身の水気を取る
冬場など寒い時期は気温が低いうえ、乾燥する季節なので風邪が流行ります。
スイミングスクールが終わった後、しっかりと全身の水気を拭き取らない・髪の毛をあまり乾かさないまま外に出てしまうと、いくら免疫が高くとも風邪をひいてしまう可能性が高まります。
とくに冬場の寒い季節は、きちんと全身の水気を取ってからスイミングスクールを出るようにしましょう。
おわりに
本記事では、スイミングスクールに通っていると免疫は向上するのかどうかという内容について詳しくご紹介しました。
さまざまな理由から、水泳を行うと免疫力がアップするということが分かりました。
ただ「体調を崩している時に水泳をする」や「寒い時期のスイミングスクール後、水気を取らないまま外に出る」といったことを行うと、逆効果になることがあるため注意するようにしましょう。
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