アトピーの子どもにこそスイミングスクール

「スイミングスクールに通わせることを検討しているけれど、子どもがアトピーを持っているので少し心配…」という保護者の方も多いのではないでしょうか？

しかし、その心配は不要です。

本記事では、アトピーの子どもにこそスイミングスクールがおすすめの理由についてご紹介していきます。

【スイミングスクール】アトピーの子どもでもプールに入って大丈夫

お子様がアトピーをお持ちの場合、「プールは肌には良くないのかな…？」と不安に思われる方は多いもの。

肌への強い刺激や塩素は避けるべきと言われているアトピーですが、プールに使われている塩素濃度は水道水と同じ基準で厳しく管理されているため、アトピーの子どもであってもプールに入ることは可能なのです。

水道水が使われているお風呂に入るだけでもアトピーがひどくなってしまう…という場合でない限り、プールで泳ぐことは問題ないと言えるのです。

一番大切なことは「プールに入る・入らない」ではなくて、その後の「肌のケア」です。

そのため、アトピーがあったとしても、しっかりと肌のケアを怠らなければ、スイミングスクールに通うこともできます。

もちろん、それでも「やっぱり心配…」という場合は、一度かかりつけの専門医の方に相談してみてくださいね。

水泳がアトピーに及ぼす効果について

水泳がアトピーに及ぼす効果についてご紹介します。

免疫力向上による良い影響

アトピーは、免疫力が下がることで症状が悪化してしまう場合があります。

しかし水泳はさまざまな理由から、子どもの免役力をグッと上げることができるのです。

従って、定期的に水泳を行うことによって免疫力が向上し、アトピーの予防・改善といったものにもつながります。

喘息改善による良い影響

水泳を行うことで、さまざまな理由によって喘息改善にも役立ちます。

また基本的に喘息はアレルギーと密な関係にあり、アトピーもアレルギーと密な関係にあります。

つまり喘息とアトピーも密な関係にあるので、喘息の改善はアトピーの改善にもつながるということになります。

自律神経が整えられることによる良い影響

アトピーは自律神経が乱れることによって、その症状が大きく影響を受けてしまうと言われています。

この自律神経は皮膚に多く分布していると言われており、皮膚からの刺激を受けることで鍛えることができると言われています。

スイミングスクールの水温は基本的に体温よりも低く設定されていることが多く、水に入った際の温度差刺激を受けることにより、自律神経は鍛えられると言われています。

自律神経を整えられることによって、アトピーの症状も落ち着きやすくなると言えるでしょう。

プールに入る際に注意すること

子どもがアトピーを持っているという場合、プールに入る際に注意しておくことがあります。

注意しなければならないこととは、スイミングスクールの水泳レッスン後、きちんとシャワーでプールの塩素を落とすということです。

浴槽に浸かった後であっても、しっかりとシャワーを浴びておくと安心です。

さらに肌の乾燥を防止するため、スキンケアも忘れずに行うようにしてください。

身体が乾燥する前に、保湿剤を必ず用いることをおすすめします。

おわりに

本記事では、アトピーの子どもにこそスイミングスクールがおすすめの理由についてご紹介しました。

アトピーをお持ちのお子様であっても、スイミングスクールのプールは問題なく入ることができます。

また、水泳自体がアトピーに良い影響を与えてくれることもあります。

しかし、アトピーの症状にも個人差があるものなので、「そうは言ってもやはり少し心配が…」という場合には、一度医師・スイミングスクールに相談を持ち掛けることをおすすめします。

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