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スイミングスクールで足がつらないようにするための対策

2024/03/26 キッズ スイミング・水泳 ベビー 健康 大人

スイミングスクールで足がつらない対策

スイミングスクールで足がつらない

子どもが水泳中に足をつってしまうと、泳ぐこと自体を怖がってしまうことがあります。

しかし、足がつらないように対策することでそのような恐怖心を消し去ることができます。

本記事では水泳中に足がつる原因や、スイミングスクールで足がつらないようにするための対策についてご紹介していきます。

 

水泳中に足がつる原因とは?

水泳中に足がつる原因とは

足の筋肉は、細い繊維がたくさん集まって束になってできています。

この筋肉の繊維には「収縮している部分」「緩んでいる部分」があり、このズレが刺激として伝わった時に痛みを引き起こすのです。

たとえば足の筋肉が冷えてしまうと筋肉が収縮しますが、この時急に足を伸ばすことで筋肉がスムーズに伸びず、筋繊維の収縮部分と緩み部分とに分かれてしまい、結果的に足がつってしまうという仕組みです。

また足がつりやすい部位は主にふくらはぎですが、ふくらはぎ以外にも足の裏・足の指部分・脛・甲・太ももがつってしまうこともあります。

さらに足がつりやすいタイミングも人によってばらつきがあり、寝ている間・朝方・運動中・運動後など、いつでも誰にでも起こる可能性があるものなのです。

では、水泳中に足がつってしまう原因をご紹介していきます。

 

ミネラル・水分が不足している

ミネラルと水分が不足すると、足がつりやすくなってしまいます。

またミネラルの中でも「マグネシウム」「カルシウム」が不足してしまうと、足がつりやすくなると言われています。

そんなミネラルを効率的に摂取するには、天然塩・魚介類・野菜を積極的に摂取するのがおすすめです。

水分に関しては水泳をする前に体重を量っておき、泳いだ後に体重が大きく減ってしまわない程度の量を飲むようにしましょう。

※水中運動では気づきにくいのですが、陸上の運動と同様にかなり汗をかくのです。

たとえば水泳後に体重が500g減っていれば、摂取しなければならない水分は500ml程度だと言われています。

ただし水分の適切な摂取量は個人差があるものなので、無理せず自身の身体と相談しながら調節するようにしましょう。

水泳に限らず、日常的にハードな運動をするという人は、普段からミネラルと水分補給を意識しておくことで痙攣が起きにくい身体づくりができます。

 

熱中症になってしまうことも…

スイミングスクールに来る途中の屋外で汗をかいてから来てしまったという人も多いです。

汗をたくさんかいてしまうと、マグネシウムやカルシウムなどのミネラル分が身体から排出されて足がつりやすくなる上、熱中症にもなってしまいやすいのです。

熱中症は屋外・屋内問わずになるものであるため、夏場はとくに水分補給を怠らず、ミネラル分も意識して摂取するようにしましょう。

 

足に疲労が溜まっている

足に疲労が溜まっていて、足がつってしまうというケースもあります。

ハードな動きのある泳ぎ方を何度も行っていると足の筋肉が酸欠状態になり、そこに足の疲労が加わってしまうと、自分で制御することができないほどの筋肉の痙攣が起きてしまいます。

対策としては、日頃から足の筋肉のケアを入念に行い、疲労を都度取り除いてあげることで足がつりにくくなるでしょう。

そして、足がつりそうな時には決して無理に動かさないことも大切です。

足がつるという症状以外にも慢性的な足のだるさに悩まされている場合、整体や鍼灸治療に行くことをおすすめします。

 

足がつった時にやってはいけないこと

スイミングスクールで足がつらないようにする

足がつった時にやってはいけないことについて確認しておきましょう。

 

無理に足を伸ばさない

足がつった時にストレッチをして、ある程度筋肉を伸ばしてあげることはとても大切なこと。

しかし筋肉を伸ばし過ぎてしまうと、筋繊維が切れて痛みが残ってしまうこともあります。

それでも無理に伸ばすと、肉離れを起こしてしまう可能性もあるため注意しましょう。

 

つった場所を揉むのはNG

足がつった時の痛みで、つった場所を手で揉んでしまう人も多いです。

しかし足がつっている部分というのは、筋肉が痙攣して張っている状態であるため、アキレス腱を伸ばすような体勢をしばらくキープするか、無理のない程度に開脚してストレッチを行い、筋肉を和らげていきましょう。

 

スイミングスクールで足がつらないようにする対策

スイミングスクールで足がつらないようにする

スイミングスクールで足がつらないようにするための対策をいくつかご紹介します。

 

いきなり激しい動きをしない

水泳で足がつるタイミングは、泳ぎ始めが圧倒的に多いと言われています。

ウォーミングアップの段階から、いきなりバタ足など激しい動きをしてしまうと足がつりやすくなります。

最初はいきなり足を激しく動かすのではなく、軽く足を動かす程度に抑えて泳ぎます。

泳ぎに慣れてきたら、足の動きを少しずつ強くしていきましょう。

 

準備体操をする

前項でも少し述べたように、足がつる原因の一つには「急に足を激しく動かしてしまう」というものがあります。

スイミングスクールで泳ぐ前には準備体操をしっかりと行い、筋肉の伸び縮みを感じながら身体をほぐしておきましょう。

 

水泳前にグレープフルーツジュースを飲んでおく

果物のグレープフルーツにはカリウムが豊富に含まれており、カリウムなどのミネラル分は足がつることを防いでくれます。

また、バナナはグレープフルーツ以上にカリウム量が多く含まれており、エネルギーにも変わりやすいのでおすすめです。

しかし水泳前に物を食べると動いた時にお腹が痛くなるなど身体に負担がかかってしまうことがあるため、グレープフルーツジュースのような飲み物であれば負担も少なく水泳中にもこまめに補給できます。

泳ぐ前にジュースを飲むようにして、水泳の合間の休憩でも水分補給として飲んでおくと良いでしょう。

カリウムを手軽に摂取したいという場合、サプリを取り入れる方法もあります。

 

足がつりやすい条件を知っておくことも大切

足がつりやすい条件を知っておく

運動すると筋肉に疲労が蓄積するのは仕方がないこと。

疲労が蓄積している中で、いつもより水泳時間を長くしたり激しい動きで泳いだりすると、足がつってしまうこともあるでしょう。

そのため足がつりやすいという人は、自分がつりやすくなる条件を知っておくことが大切です。

条件というのは、運動量・運動強度・時間帯・温度・水温・季節・精神状態などがあります。

このような項目を基に自分の足がつってしまう条件を把握することで、前もって注意することができます。

何度も足がつってしまう場合、自分がどのようなタイミング、どのような条件の時につってしまうのかを思い出してみましょう。

子どもがまだ小さい場合は、保護者の方が過去の子どもの行動・様子を振り返ってみてください。

また子どもの場合、自分の疲労具合・疲労の限界値が分からずに無理をしてしまうこともあります。

子どもが足をつる条件・傾向を保護者の方が把握しておくことで、子どもが無理をしないよう声掛けしたり、ケアしてあげたりといったことが行えます。

子どもが足をつってしまった際には、子どもの足をゆっくりとストレッチしてあげたり、温かいお湯で手当てをしてあげたりといった対処法をとるようにしましょう。

正しい対処法をとれば、筋肉の回復も早まります。

 

おわりに

本記事では水泳中に足がつる原因や、スイミングスクールで足がつらないようにするための対策についてご紹介しました。

ご紹介した対策を行い、「足をつりやすい条件」を把握しておくことで、足がつってしまうことを防止することができます。

最近スイミングスクールに通い始めたという方はぜひ当記事を参考にしてくださいね。

 

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