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【スイミングスクール】子どもがプールを嫌がる理由と対処法について

2022/09/22 キッズ スイミング・水泳 ベビー

子どものスイミングスクールプールを嫌がる

子どもがプールを嫌がる

 

「保育園・幼稚園でのプールが始まる前に、子どものプール嫌いを少しでも克服させたい」と考える保護者の方もいます。

本記事では、子どもがプールに入るのを嫌がる理由とその対処法についてご紹介していきます。

 

子どもがプールを嫌がる!その理由とは?

 

子どもがプールを嫌がる理由とは一体何なのでしょうか?

 

水が鼻・耳に入った経験がある

 

スイミングスクールに限らず自宅のお風呂場などで、水が鼻・耳に入ってしまったという経験から水が怖いという意識を持っている子どももいます。

この経験は大人であっても良い思いをするものではありません。

子どもであれば尚更、不快なものに感じることでしょう。

水が耳に入った時の不快感・水が鼻に水が入った時のツンとする痛みといったものは、子どもたちの水に対するイメージを悪くする要因になってしまうと考えられるのです。

 

水に対するネガティブな印象がある

 

子どもが水に対して持つ印象がネガティブなものである場合、やはりプールに入るのを嫌がることがあります。

水に対してネガティブなイメージを持ってしまう理由としては、肌に水が触れた時の冷たさや突然顔に水がかかった時などに驚かされたという経験が、水に対してネガティブな印象を持ってしまう原因となっていることがあります。

 

水で怖い思いをした経験がある

 

保護者の方の中には子どもに早く水慣れをさせようとして、子ども本人の意志とは別に水を浴びさせたり、水に顔を浸けてもらおうと無理に声かけをしたりする方もいます。

ただ子どもからすると、その経験は恐怖以外何物でもありません。

そのほか、興味本位で足がつかないほど深いプールに入って溺れそうになるなど、プールの環境下において何かしら恐怖を感じた経験のある子どもは、その経験からプールが苦手の対象となってしまうこともあるようです。

 

【スイミングスクール】プールに入ることを嫌がったらどのように対処する?

嫌がったらどのように対処するのか

 

プールが嫌だと言う理由を聞いてあげる

 

プールが嫌だと言う子どもにとって保育園や幼稚園でのプールの季節というのは、嫌なことと毎日向き合わなければならない時期です。

その日はなんとか乗り越えることができたとしても、また近いうちに苦手なものと向き合わなければなりません。

そのような場合には、子どもの気持ちに耳を傾けるようにし、気持ちを受け止めてあげることが大切です。

どうしてプールが苦手だと感じるのか・プールのどのような部分が苦手なのかをしっかりと聞いてあげることによって、子どもの不安を和らげてあげることができます。

 

ポジティブな声かけをしてあげる

 

プールが嫌いという子どもの気持ちに寄り添ってあげたら、子どもが持つプールへのネガティブなイメージを少しでも取り払ってあげられるよう、ポジティブな声かけを行ってあげましょう。

ただ「頑張ろう!」というのではなく、「お風呂で一緒に練習してみよう」「怖い気持ちを無くせるようにもう少しだけ頑張ってみようか」といった具体的な声かけを行うのがおすすめです。

また、うまくできなかった事を指摘するよりも、これまでにできなかった事に挑戦した時や上手にできるようになった時に思いきり褒めてあげるようにしましょう。

こうして培われた自己肯定感は水泳に限らず、さまざまな事に対して積極的に取り組めるメンタリティーにもつながります。

 

子どもが「水恐怖症」になってしまったらどうする?

小さな子どもが「水恐怖症」になってしまったら、早めに克服できるように対策をしてあげるようにしましょう。

この際、忘れてはならないのは「大人が焦らないこと」であり、時間をかけてゆっくりと水に慣らしてあげるようにしましょう。

意外に早く克服できる子どももいますが、水に慣れるまでかなりの時間がかかってしまうことを理解してあげることも大切です。

子どもが水恐怖症になってしまった

遊んでいる中で水の恐怖を取り去る

「水は怖くないもの」ということを理解させるためにも、まずはお父さん・お母さんと体を密着させて安心感を与えさせながら湯船・プールに浸からせてあげてください。

水中で遊べるおもちゃを使うなど、「水遊びは楽しいものだ」ということを教えてあげるようにしましょう。

大人から離れて水遊びができるようになったら、水嫌いが克服できたと思って大丈夫です。

 

大人が見本を見せながら克服を目指す

水嫌いな子どもは水の中に顔をつけることが難しいので、顔の一部から少しずつ水が触れるように慣らしてあげましょう。

小さな子どもは大人の真似をするのが好きなので、「水が怖いものではない」ということを大人が身体を使って見せてあげることで、水嫌いを克服できる可能性が高いのです。

少しの成長でも積極的に褒めてあげるように意識しながら、少しずつ水への恐怖心を慣らしてあげてください。

 

お風呂で水嫌いを克服できる?

お風呂で水嫌いを克服できる

水を怖がる子どもは、お風呂もあまり好きではないという場合が多いです。

大人にとっては「お風呂=リラックスできる場所」だとしても、水嫌いの子どもにとっては「お風呂=気が休まる場所ではない」のです。

そのため、なるべく肯定的かつポジティブな言葉をかけてあげるようにしてください。

「お風呂は気持ちが良いね」「お水は面白いね」「一緒に水の中に入ってみようか?」などの明るい声掛けを行いながら、子どもが水に対して無理なく一歩を踏み出せるようになるまでゆっくり見守ってあげるようにしましょう。

また子どもが知らないうちに水嫌いになる原因の一つに、「水の温度」があります。

冷たい水の中に入れることで「水が怖い」と感じてしまうこともあるのですが、お風呂の場合はお湯の温度が高過ぎて、その熱さに「怖い」と感じてしまったというケースもあります。

そのためお湯の温度は「ぬるま湯」程度にしておき、子どもの様子を見ながらトライするようにしましょう。

そのほか、「シャワーの水の勢いが怖い」と感じる子どももいます。

子どもが水を怖がっているという場合、水量・水の勢いを少し弱めるようにしてください。

シャンプーの際には、頭から急に水をかけないように注意しましょう。

シャワーを勢いよくかけてしまうと、「目に水が入る」「水が当たって息がしにくい」という思いから水嫌いになってしまう子どもも珍しくありません。

「シャンプーハットを利用する」「シャワーの水量を弱めて目・耳・口に水が入らないようにする」など、細心の注意を払ってあげるようにしましょう。

また、親が行っていることを真似させることで、「水への恐怖心を無くさせる」という方法もあります。

親が見本になって水と楽しく遊んでいる様子を見せ、「水って楽しい!」と子どもに向けて伝えることで、自然と子ども自身も一緒になって遊んでいたということもあります。

あとは「おもちゃが入った入浴剤を使う」「子どもが好きなキャラクターのおもちゃをお風呂場に置いておく」など、その子どもが好きなものを使って水嫌いを少しずつ和らげるという方法もあります。

水の中でも遊べるビニール製の人形があれば、親がそのキャラクターになりきって「一緒にお風呂で遊ぼう!」と子どもに声がけをして「ごっこ遊び」を楽しむのも良いですね。

 

子どものペースにあわせてあげることが何よりも大切!

子どものペースにあわせてあげる

 

プールを嫌だという子どものプール嫌いを克服させるためのポイントは、「焦らずに子どものペースで少しずつ水に慣れさせる」ということです。

幼稚園・保育園のプールが始まる前などは、保護者自身も焦ってしまうものでしょう。

ただ、無理に慣れさせようとするのは逆効果となります。

少しでも進歩が見られた場合には、その効果を褒めてあげるようにすることを心がけてあげてください。

 

おわりに

 

本記事では、子どもがプールに入るのを嫌がる理由とその対処法についてご紹介しました。

まずは子どもの水に対する恐い・不快な気持ちに寄り添ってあげるようにし、そのトラウマを克服できるように少しずつ地道に練習を重ねていくことが大切なのです。

 

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