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【スイミングスクール】水泳で身体の下半身が沈んでしまう原因とは?

2024/04/10 キッズ スイミング・水泳 ベビー

スイミングスクール|下半身が沈む原因

下半身が沈む原因

スイミングスクールに通う子どものお悩みとしてよく挙げられるのが、「水泳中に下半身が沈んでしまって上手く泳げない」というもの。

本記事では、水泳で身体の下半身が沈んでしまう原因と対処法についてご紹介していきます。

 

水泳で下半身が沈んでしまう原因とは?

水泳で下半身が沈んでしまう原因とは

水泳で下半身が沈んでしまう原因として考えられるものにはどのようなものがあるのでしょうか?

 

【クロール】呼吸の時に頭を持ち上げすぎている

これはクロールの泳ぎ方で呼吸をする際、顔が必要以上に持ち上がっているため、結果的に身体が沈んでしまうというものです。

通常クロールを行う時の呼吸というものは、身体の中心を軸と考え、身体と顔をひねるようにして呼吸をするようにします。

しかし頭が持ち上がってしまっていると、ひねる運動ではなく、首で頭を起こす形になってしまうのです。

頭部は身体の部位の中でも重い部分です。

水中に沈んでいる部分が多ければ重力の影響を受けにくいのですが、呼吸の際に顔を前に向けてしまったり、大きく持ち上げてしまうと途端に下半身が沈んでしまいます。

呼吸をしたい時というのは頭を持ち上げたくなりますが、呼吸は頭頂部を軸とした「ねじる」動きを意識して行いましょう。

中心となる身体の軸をしっかりと意識したクロールの呼吸を心掛けてください。

 

水平の姿勢がキープできていない

水泳で下半身が沈んでしまう理由の一つに、「水平の姿勢がキープできていない」というものもあります。

沈むのが怖いという人に多い現象であり、沈む時に怖くなり、顔を上げてしまうことで身体のバランスが保てずに下半身が沈んでしまうのです。

沈まないようにするには、水面に対して身体を水平に保っていなければなりません。

シーソーのように真ん中に支点があれば水平が保てますが、頭を持ち上げすぎることにより重心と浮心のズレが生じ、支点が胸の方に移動してしまうのです。

初めは仰向け(背浮き)の姿勢からでも良いので、水平に保てるようにし、感覚を掴むための練習を何度も繰り返し行ってみましょう。

 

下半身が沈まないようにするための対処法

下半身が沈まないようにする対処法

下半身が沈まないようにするための対処法をご紹介します。

 

「けのびの姿勢」を正しく習得する

けのびの姿勢を美しく保てるように練習することは、水泳中に下半身を沈まないようにするために必要な動作だと言えます。

とくにクロールの泳ぎ方ではこの「けのびの姿勢」が重要視されていますが、けのびは水泳全般において一番重要な基礎練習法であるとも言えます。

けのびの練習をしっかりと実践しておくことで、次第に下半身が沈んでしまう回数も減っていくことでしょう。

 

「潜水」の練習を繰り返す

けのび練習の延長線として行うものに、「潜水」練習があります。

壁を強く蹴り、水中をけのびの姿勢でスピードが減速する前のタイミングでバタ足やドルフィンキックを行い、推進力を保ちながらなるべく速いスピードで進めるよう練習します。

潜水時にスピードが落ちる原因となりやすいのが、下半身の沈みや顔を前に向けすぎた抵抗の大きい姿勢です。

そのため、下半身が沈むというお悩みを改善するために効果的な練習法・対処法だと言えます。

※上級者になると「ストリームライン」と呼ぶようになり、抵抗の少ない水平姿勢を保つことは速く泳ぐためにもとても重要なテクニックとなります。

 

おわりに

本記事では、水泳で身体の下半身が沈んでしまう原因と対処法についてご紹介しました。

スイミングスクールで水泳中に下半身が沈んでしまっている子どもの大半が、間違った姿勢の取り方・呼吸時のヘッドポジションをしているのです。

練習を繰り返して正しい身体の動かし方と呼吸法を身につけ、下半身を水平に保てるようにしながら水泳を上達させましょう。

 

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