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スイミングスクールで知っておきたい水に浮かぶ方法

2024/02/22 キッズ スイミング・水泳

スイミングスクール|水に浮かぶ方法

 

水に浮かぶ方法

スイミングスクールに通い始めたお子様に多い悩みとして、「上手く水に浮かぶことができない…」というお悩みがあります。

本記事ではスイミングスクールで知っておきたい、水に浮かぶ方法についてご紹介していきます。

 

浮くことができないのはなぜ?

浮くことができない子どもは「水が怖い」と強く感じており、「人の身体は水に沈んでしまうものだ」と思い込んでいることが多いと言います。

しかし、体形や骨格の個人差はあるものの大半の人の身体は比重の関係で水に浮くことができます。そのため、まずは「水に沈んでしまう」という先入観を捨て、「人の身体は水に浮かぶものだ」というイメージを強く持つことが大切です。

そのほかに「身体に余計な力が入っている」「頭を水面上に持ち上げすぎている」など、身体の使い方によって浮きやすい・沈みやすいといったことにつながってしまうこともあります。

身体全体が緊張していたり、一部分に力が強く入っていたりするだけでも沈んでしまうことがあります。

水に対する恐怖心から顔を高く保とうとし過ぎ、無意識のうちに浮きにくい姿勢をとってしまっていたという方も多くいます。

そのため腕を持ってぶらぶらとさせるなど、緊張を緩和させてあげることが何より大切なのです。

 

水に浮くコツについて

水に浮くコツについて

 

水に浮くコツについていくつかご紹介します。

 

正しい姿勢が何より大切

水に浮くためのコツとして何より大切なのが、正しい姿勢です。

「水面に対して身体が並行になるよう姿勢を保てているか」を確認することが大切です。

その際、注意しなければならないのが「少しあごを引き、顔を前に向けない」ということ。

水への恐怖心を感じて前を向いてしまうという子どもも多いですが、前を向いてしまうと身体が沈みやすくなってしまうのです。

※頭部は身体の中でも重量のある部位ですから少しでも水面上出ている部分が大きいと重力の影響を受け、下半身が沈んでしまうのです。

ですから頭部をしっかりと水面下に保ち、身体が水面と身体が水平に保てるよう、周りの人にサポートしてもらいながら姿勢をチェックすることが大切です。

ヘルパー(腰につける浮き具)などの用具を使って重心を調整し、水平姿勢に慣れることも有効です。

③

身体を脱力させる

水に浮かぶためには、肩や背中の脱力を確認することが大切です。

余計な力が入ってしまうと沈みやすくなり、正しい姿勢を保つことが難しくなってしまいます。

しかし、余分な力みを取るためには「水に対する恐怖心」を無くすことが大切です。

まずは水の中で力を抜けるようになるまで、水慣れを行うようにしましょう。

 

深く息を吐く

水泳で行う呼吸法は普段の呼吸法とは少し異なり、「水中では鼻から息を吐く」「水上で口から息を吸う」を繰り返し行います。

水の中では肺に水圧がかかるため息が吸いづらい感覚があると思いますが、大切なことは息を吸う前に「しっかり吐く」という事です。

先ずは水の中で鼻から「ンーッ」と息を吐いてみましょう。※口から「ブクブクーッ」でも大丈夫です。

顔を上げたらもう一度、口から「パッ」と大きく息を吐けば、その反動で息が吸えるるようになります。

この呼吸法をマスターすると水の中の息苦しさが軽減し、いろいろな泳ぎの息継ぎも楽に行えるようになります。

 

水に浮くための練習法

水に浮くための練習法

水に浮くための練習法としていくつか簡単に行えるものをご紹介します。

 

仰向けになって水に浮かんでみる

仰向けになって水に浮かんでみることも大切な練習です。

子どもが一人で浮かぶことが難しいという場合、保護者やコーチが子どもの頭を持って顔を沈ませないよう慎重に浮かせてあげてください。

サポートしてあげることで、子どもも緊張せずに浮くことができるようになるでしょう。

 

手で水をかいて進みながら浮かんでみる

手で水をかいて、水の中で進みながら浮く感覚を自分自身で感じてみることも大切です。

ビート板・浮き輪・ヘルパーやアームヘルパー(腕の浮き輪)などのアイテムを使って浮くという方法もおすすめです。

 

おわりに

本記事ではスイミングスクールで知っておきたい、水に浮かぶ方法についてご紹介しました。

「水に対する恐怖心」が抜けないままでいると、水に沈みやすくなってしまうもの。

「人は水に浮かぶようにできている」というイメージを持って、サポートを受けながら浮く感覚を身につけることで、自分でもスッと水に浮かぶことができるようになるでしょう。

 

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