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スイミングスクールに通うと肩こりが解消する?

2023/07/28 スイミング・水泳 健康 大人

スイミングスクールに通うと肩こりが解消?

スイミングスクールに通うと肩こりが解消

肩こりに悩まされている場合、水泳を始めてみることをおすすめします。

スイミングスクールに通い続けると、肩こりの辛い症状が緩和されることがあるためです。

本記事では肩こりは何故起きるのかという内容と、スイミングスクールに通うと肩こりが解消する秘密についてご紹介していきます。

 

肩こりは何故起きる?

肩こりは何故起きるのか

「肩こり」の原因には、さまざまなものがあります。

連続して長時間同じ姿勢を取り続ける、猫背や前かがみになるなど姿勢が悪い、運動不足、バッグを持つ位置がいつも同じ、なで肩、精神的ストレスを抱えている、冷房の効き過ぎなどが原因として考えられます。

その中でもとくに多いのが、「姿勢が悪いこと」。

姿勢が悪い状態が続くと肩周りの筋肉が緊張し続ける状態になってしまうため、肩が凝ってしまうのです。

まれにストレスなどの精神的な疲れが肩こりのような身体的疲れに直結してしまうこともあります。

 

【スイミングスクール】水泳が肩こり解消に良いとされている理由は?

水泳が肩こり解消に良いとされている理由

肩こり解消のための運動として、水泳に注目が集まっていることをご存じでしょうか?

水泳が肩こり解消に良いとされている理由にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

肩周りの血行不良を解消しやすいため

1つ目の理由としては、肩こりの原因とされている「血行不良」が解消しやすいためです。

有酸素運動の一つである水泳は、泳いでいる最中に大量の酸素を体内に取り込むため、血行促進効果を期待することができるでしょう。

また、慢性的な肩こり・肩の倦怠感などは、肩周りの筋肉が緊張していたり強張っていたりすることで引き起こされている傾向にあります。

水中で身体を動かす水泳は、程よい水圧がさまざまな方向から加わり、筋肉が多方面から刺激されている状態です。

たとえばクロールなどの肩を大きく回す泳ぎ方であれば、強張った肩周りの筋肉を効果的にほぐすことができるでしょう。

 

身体にかかる負荷をコントロールしやすい

 

水泳が肩こりに良いとされている理由の一つに、「身体にかかる負荷をコントロールしやすい」ということが挙げられます。

水泳は自分のペースで楽しむことができる運動であるため、身体にかかる負荷を自分でコントロールしやすく、老若男女問わず誰でも挑戦することができます。

自分で決めたメニューや目標に向かって無理なく取り組むことができるという点は、運動の継続にもつながり、長期的な運動習慣をつけるのにも適していると言えるでしょう。

 

肩こり解消に良いとされている泳ぎ方は?

 

肩こり解消に良いとされている泳ぎ方

肩こり解消に良いとされている泳ぎ方にはどのようなものが挙げられるのでしょうか?

 

「クロール」と「背泳ぎ」は特に肩こり解消に効果的

肩こり解消という点に焦点を当てると、水泳の中でも「クロール」「背泳ぎ」がとくに効果的な泳ぎ方であり、ほかの泳ぎ方に比べると肩こり解消にも適していると言えるのです。

その理由としては、「水中で腕を大きく回す動き」が関係しています。

肩こりが発症する構造の一つとして、長時間同じ姿勢を取り続けることなどによる「肩周りの血行不良」が挙げられます。

クロールや背泳ぎなどの泳ぎ方は肩甲骨を中心に、広背筋・僧帽筋など肩の筋肉全体の血行を促すことができます。

さらに肩関節内の小さな筋肉「インナーマッスル」を刺激しますので慢性的な肩関節痛などの改善にも効果的です。

肩全体を回すという動きが効果的であることに加え、水の中で行うことで程よく水圧がかかり、陸上で腕を回す以上に血行促進効果があると言えるのです。

肩こりの改善を目指している場合、クロールもしくは背泳ぎで泳ぐことをおすすめします。

クロールと背泳ぎ、どちらにするか迷う場合には「自分が泳ぎやすい泳ぎ方」を選択するようにしましょう。

泳ぎやすいと感じる泳ぎ方の方が、長く無理なく泳ぎ続けることができるためです。

どちらにも共通して言えることは、腕の力で水をかくのではなくて「肩から回して泳ぐ」ということです。

泳ぎのフォームが崩れないよう、できる限り肩から回して泳ぐようにし、肩甲骨の動きも意識してみましょう。

 

「エア水泳」も肩こり解消にはおすすめ

時間がなくてなかなかスイミングスクールに通うのが難しいという人には、肩甲骨周辺の筋肉を動かす「エア水泳」がおすすめです。

エア水泳は、水泳で行う上半身の動きを取り入れたエクササイズです。
肩の筋肉をほぐすことで、肩周辺の筋肉に水泳の動きで得られる刺激を加えていきます。

1つ目のエクササイズは、まず立っている状態から拳を下に向けた状態で腕を前に伸ばし、床と肘が水平になるようにします。

次に肩甲骨を寄せるように意識しながら、腕を外側に大きく20回ほど回しましょう。2つ目のエクササイズは、エアバラフライです。

立っている状態から軽く肘を曲げるようにし、その両手を上に持ち上げます。

両手を引くイメージで前から後ろに向けて腕を20回ほど回します。

 

スイミングスクールで肩こりを解消させたい時の注意点

スイミングスクールで肩こりを解消させたい

スイミングスクールで肩こりを解消させたい時の注意点について、いくつかご紹介します。

 

水中でのゆっくりした動きをなるべく長く続けることが大切

肩こりは、首~肩にかけての筋肉を上手くほぐすことで解消できることがあります。

水泳で首~肩にかけての筋肉をほぐすには、なるべく長い時間続けることが大切です。

ゆっくりと長く泳ぐことによって身体全体の血行を良くすることができ、肩こりの解消につながるのです。

もし「長く泳ぐことが難しい…」という場合、水の中を歩くというだけでも良いでしょう。

歩きながらクロールや背泳ぎの腕の動作をゆっくり行うと更に効果的です。

全力で泳ぐと筋肉が緊張してしまうため、できる限りリラックスしたペースで泳ぐということを心がけるようにしてくださいね。

 

水泳で肩こりを解消するなら肩甲骨も意識する

肩の真下にある骨が、「肩甲骨」です。

腕を動かすという動作をサポートしている筋肉です。

腕を動かす動作をサポートしていることもあり、筋肉が固まりやすいという特徴があります。

そのため肩周りの血行を良くして、肩甲骨をリラックスさせる必要があります。

泳ぐ際には、この「肩甲骨」の部分も意識して泳ぐようにしましょう。

 

肩こり解消のための適切な水泳頻度は?

肩こり解消を目的として水泳を継続していきたいという場合、1週間に2回以上の頻度で水泳に取り組むことを目標に行いましょう。

1週間に1回では、肩こりが完全に治らずに症状がぶり返してしまう可能性が高いためです。

もちろん、初めは無理しないことが大切。

慣れないうちは1週間に1回のペースで水泳を行うようにしましょう。

この頻度に慣れてきたら、少しずつ水泳の頻度を増やしていきます。

理想的なのは平日に2回、休日に1回の頻度でスイミングスクールに通い続け、水泳習慣をつけることです。

 

おわりに

本記事では肩こりは何故起きるのかという内容と、スイミングスクールに通うと肩こりが解消する秘密についてご紹介しました。

スイミングスクールに通い続けると肩周りの筋肉が徐々に柔らかくなり、肩こり解消につながることがあります。

ただし無理に力を入れて激しく泳いでしまうと、かえって症状が悪化する可能性があるため注意が必要です。

無理に激しい動きをするのではなく、肩周りや肩甲骨を意識しながら自分のペースで水泳を楽しみながら、肩こり解消につなげていってみてくださいね。

 

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