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冬でもスイミングスクールで水泳を楽しむことはできる!
2022/12/05 キッズ スイミング・水泳 ベビー 大人
冬でもスイミングスクールで水泳を楽しむ
水泳と言えば夏のイメージが強いかもしれません。
しかしスイミングスクールでは冬場であっても、十分水泳を楽しむことができるのです。
本記事では、冬でもスイミングスクールで水泳を楽しむことはできるという内容についてご紹介していきます。
冬のスイミングスクールは寒くない?実は冬も快適!
「冬のスイミングスクールはどうしても寒そう…」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
しかし冬場のスイミングスクールでは、プールの水が温泉のようにあたたかな水になっていることがほとんどです。
スイミングスクールは基本的に、プールの水温は30℃から31℃・室温は30℃から35℃程度に年間を通して管理されています。
そのため夏場は涼しい・冬場は暖かいという、理想的な快適空間内で水泳を楽しむことができるのです。
冬に水泳をするメリット
冬に水泳をするメリットとして、「水温」「水圧」「浮力」「抵抗」の観点からそれぞれご紹介します。
水温
水温は空気の約27倍の速さで体温が奪われます。
体温が下がると正常に戻そうと熱を発生され自然にエネルギーが消費されるのです。
また、水温が30.0℃~31.0℃のプールに入るだけで「体温調整機能」が常にトレーニングされ、風邪を引きにくくなるなど免疫機能向上も大いに期待できます。
さらに水中での活動は「自律神経」を整える効果もあります。
プールに入ることによる冷感刺激により、一時的に「交感神経」有意となりますが、その後のリラクゼーションにより「副交感神経」が優位となります。
この自律神経のスイッチの切り替えが行われ「自律神経」のバランスが整うと言われています。
水圧
水の中では常に水圧がかかっています。
水深1mならば体表面積1平方メートル当たり約1㌧もの水圧がかかります。
この圧力が全身を走る血管を適度に圧迫し、静脈のポンプ作用を促し、血液を心臓に送り返しやすくしてくれます。
血液循環がよくなるので疲労回復とリラクゼーション効果も得られます。
また、心拍出量(心臓が一度の拍動で送り出す血液量)が増加するので心拍数が低い状態での運動が可能です。
心臓への負担が軽減するため陸上より負荷をかけたトレーニングも、水中なら楽にできるのです。
また、肺の活動は常に水圧で潰される負荷を受けながら動くことになりますので肺活量の増加と、胸部が圧迫されることで自然に腹式呼吸になり、呼吸循環機能の向上が期待できます。
浮力
水の浮力は肩まで水に入った状態で体重は約10%(60㎏の方は6㎏)まで減少します。
骨格や関節にかかる負担を軽減した状態で、筋力向上のための運動が可能です。
従って腰、膝、股関節などに痛みを抱える方の運動には至適です。
また、水泳や水中運動は「障害保険」の申請が最も少ないスポーツです。
高齢者や骨格が未発達のお子様たちにも安全に取り組める運動です。
抵抗
水の密度は空気の800倍です。
そのため水の中で身体を動かすと、運動速度の2乗に比例し加速度的に抵抗が増大します。
この抵抗負荷を各自の体力に合わせ自由に調節し、運動強度をコントロールできるため安全に身体を動かすことができます。
また「三次元抵抗」と言い動かす方向すべてに抵抗がかかります。
そのためアウターマッスル(表層筋)は勿論のことインナーマッスル(深層筋)も刺激でき、肩や股関節の障害予防や体幹トレーニングに適しています。
以上、こういった4つの要素が組み合わさることで、さまざまな効果が得られるのです。
スイミングスクールは冬もおすすめ!
夏のイメージが強いスイミングスクールなので、「習い始めるなら夏場からにしよう」と考えられている方も少なくありません。
「冬場に水泳をするというイメージがつきにくい…」という方も居られるでしょう。
しかし、冬場からスイミングスクールで水泳を習い始めることで、その翌年の夏場には余裕を持って泳ぐことができる状態になっているかもしれません。
お子さまの場合、7月頃から学校で水泳の授業が開始されるという学校も多いかと思いますが、冬場から水泳を始めていれば、そんな本格的な夏場の頃には楽しみながら水泳の授業に参加することができているかもしれませんね。
季節を逆算して考えてみると、冬の時期から水泳を始めるというのも一理あると言えるのではないでしょうか?
ただし、冬場はスイミング後の素早いケアがとても大切
しかし、冬場にスイミングの後のケアを怠ってしまうと体調不良になってしまう可能性が高くなります。
そのため、プールから上がった後はできる限り早い段階で身体についた水分を拭き取るようにしましょう。
濡れたままの状態でいるのは、体調を壊してしまう原因につながります。
もちろん身体だけではなく髪の毛も同じことが言えるため、プールから上がった後にはしっかりと髪の毛を乾かすようにしてください。
おわりに
本記事では、冬でもスイミングスクールで水泳を楽しむことはできるという内容についてご紹介しました。
冬場からスイミングスクールに通い始めることで、本格的な水泳の季節である夏場には余裕を持って水泳を楽しめるまでに上達していることもあります。
スイミングスクールに通い始める時期に迷われている方は、是非冬場から始めることも検討してみてはいかがでしょうか?
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